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複数属性マッピング

Connector Xpress では、複数属性(多数から単一)マッピングがサポートされます。つまり、ネイティブ属性を複数のプロビジョニング属性にマッピングできます。 LDAP DYN テンプレートには、複数属性マッピングの例が格納されています。 テンプレートのアカウント クラスでは、エンドポイントの cn 属性に Common Name および Account ID の両方がマッピングされています。 Common Name はアカウント オブジェクトに含まれるべき LDAP の共通属性で、Account ID は、CA Identity Manager の共通属性セットに要求されるプロビジョニング命名属性なので便利です。

また、Account ID および uid は両方とも、エンドポイントのテンプレート内の uid 属性にあいまいにマッピングされます。

同じクラス内でネイティブ属性に重複してマッピングできません。 たとえば、cn がマッピングされる場合、再度 cn をマッピングできません。 ただし、ambiguous マッピングの一部として cn を再度マッピングできます。 たとえば LDAP DYN テンプレートで示されているように uid と一緒にマッピングします。

accountname、cn、uid に複数マッピングおよび cn に個別に直接マッピングするには、JNDI エンドポイントを完全に管理する必要があります。 これにより、cn または uid のいずれかを命名属性で使用できるようになり、uid が命名属性として使用されている場合にも、cn はエンドポイントに要求される条件を満たします。