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ダウンロード方法の設定

コンピュータのデフォルト ダウンロード方法は、MDB のマネージャで定義されています。 コンピュータ プロパティ ダイアログ ボックスを使用して、個々のコンピュータのダウンロード方法を設定できます。 さらに、コンピュータおよびコンピュータ グループのコンテキスト内ポップアップ メニューを使用すると、複数のコンピュータの 1 回でのダウンロード方法を設定できます。

MDB に保管されたダウンロード方法は、ソフトウェア展開中に使用されます。 各ソフトウェア ジョブは、ジョブ コンテナが封印および評価されるときにターゲット コンピュータが使用するように設定されているダウンロード方法を順守します。 ジョブ コンテナが封印および評価された後のコンピュータのダウンロード方法の変更は、ソフトウェア ジョブに順守されません。 明らかに、連続的なジョブ コンテナは、新しいダウンロード方法を順守します。

コンピュータのデフォルトのダウンロード方法は、エージェントから設定することもできます。 エージェント コマンド ライン インターフェース(sd_acmd SetDownloadMethod)は、MDB でダウンロード方法を設定する手段を提供します。 ジョブ確認およびスケーラビリティ サーバ/ドメイン マネージャ情報交換が成功した後で、新しい値が MDB に表示されます。

注: マネージャは、MDB で Software Delivery と Data Transport Service の両エージェント コンポーネントが DTS エージェントに登録されている場合、ダウンロード方法が DTS に設定されることのみを許可します。

コマンド ライン方法のほかに、CAF システム トレイの DSM ソフトウェア配信プロパティ ダイアログ ボックスの拡張タブでは、コンピュータのデフォルトのダウンロード方法をグラフィカルに変更することができます。 「Software Delivery: 特定のネットワーク オペレーティング システム(NOS)をリクエスト」という行を変更することにより、デフォルトのダウンロード方法 MDB 更新シーケンスがトリガされます。

「Software Delivery: 特定のネットワーク オペレーティング システム (NOS) をリクエスト」という行を、「Software Delivery: ネットワーク オペレーティング システム」という行と混同しないでください。 後者の行は、スケーラビリティ サーバがネットワーク共有を提供していても、エージェントに強制的に NOS なしのダウンロード方法を使用させるために、エージェントのローカル設定ストアのみを変更します。 たとえば MS に設定しても共有の使用は保証されず、デフォルトのダウンロード方法やスケーラビリティ サーバの機能や設定に上書きされる場合があります。 DTS のデフォルトのダウンロード方法を、エージェントが上書きすることはできません。