このパフォーマンスの改善は、Unicenter Desktop および Server Management (Unicenter DSM) r11.2 で SXP ソフトウェア パッケージのプロシージャ前提条件を評価した場合にみられます。
Windows 用のソフトウェア管理パッケージャや CLI を使用して作成された SXP パッケージ、または r11 以前のマネージャ(つまり、Unicenter Software Delivery 4.0 SP1)からマイグレートされた SXP パッケージのみが、最適化を配信できるようになっています。
このように改善されたプロシージャ前提条件の評価は、Unicenter DSM r11 以前のバージョンとは下位互換性がありません。 このため、デフォルトではオフになっており、プロシージャ前提条件が含まれていている SXP パッケージをソフトウェア パッケージ ライブラリに登録する場合、事前に有効にしておく必要があります。
改善された評価メカニズムが有効に機能するのは、エンタープライズのすべての CA ITCM マネージャがリリース r11.2 以降である場合のみです。 Unicenter DSM r11 以前のマネージャで有効にしても、効果は得られません。
改善された評価メカニズムが有効に機能する r11.2 マネージャから、このメカニズムが無効になっている r11.2 マネージャに、プロシージャ前提条件が含まれている SXP パッケージをエクスポートできます。その場合、最適化も配信されます。 これとは逆方向のエクスポートも機能しますが、最適化は配信されません。
改善された評価メカニズムが有効に機能する r11.2 マネージャから r11.2 以前のマネージャに、プロシージャ前提条件が含まれているパッケージをエクスポートすると、CA ITCM で内部プロセス エラーが発生します。 このエラーには、エンタープライズ マネージャがリリース r11.2 である一方、リンクされているドメイン マネージャの一部または全部がまだ r11.2 以前のリリースのままである場合のシナリオが含まれます。
r11.2 以前のマネージャ(つまり、Unicenter DSM リリース r11.0 または r11.1)からプロシージャ前提条件が含まれているパッケージをエクスポートして、r11.2 にインポートできますが、その場合には最適化は配信されません。
r11 以前のマネージャ(つまり、Unicenter Software Delivery 4.0 SP1)から r11.2 に対して、プロシージャ前提条件が含まれている SXP パッケージをマイグレートまたはインポートできますが、最適化が配信されるのはマイグレーションを開始する前に評価メカニズムを有効にした場合のみです。
まだ最適化されていないプロシージャ前提条件が含まれていている登録パッケージを最適化できるのは、いったんソフトウェア パッケージ ライブラリからそのパッケージを削除し、改善された評価メカニズムを有効にしてから、再度そのパッケージを作成またはマイグレートした場合のみです。
改善されたプロシージャ前提条件評価を有効にするには、以下のコマンドを使用します。
ccnfcmda -cmd SetParameterValue -psitrm/usd/shared
-pnBuildQuerySQLWithParameters -v1
改善されたプロシージャ前提条件評価を無効にするには、以下のコマンドを使用します。
ccnfcmda -cmd SetParameterValue -psitrm/usd/shared
-pnBuildQuerySQLWithParameters -v0
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