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MDB からの RAL レコードの消去

MDB 内の古い RAL レコードを消去するには、RAL Purge コマンドを呼び出します。 このコマンドは、コンポーネントに対して機能し、コマンドにリストで示されたコンポーネントを消去します。 また、以下の条件が満たされている場合は、ディストリビューションおよびリポジトリ サーバの詳細も消去できます。

たとえば、Lenny ディストリビューションに、RAL エンジン タスクによって抽出される 2 つのコンポーネント(テストとメイン)が含まれているとします。 テスト コンポーネント内のレコードを消去するには、DSM エクスプローラを使用して同期エンジン タスクを削除または無効化し、以下のように、%RALHOME% フォルダで、purge コマンドを手動で呼び出します。

java -jar ral.jar -purge ftp://testing-i25361/debian/ lenny testing MASTER DEBIAN "Enterprise Debian Repository" 

このコマンドのフォーマットは、以下のとおりです。

java -jar ral.jar -purge -uri uri -distribution distribution -component component -type type -format format -name repository name -desc description -log log path
URI

Debian リポジトリ サーバの URI を指定します。

例:

RAL.jar -purge –uri ftp://testing-i25361/debian/ -distribution lenny –component testing –type MASTER –format DEBIAN –desc "Enterprise Debian Repository"

ディストリビューション

削除するコンポーネントを含むディストリビューションを指定します。 形式が DEBIAN である場合にのみ、このパラメータを使用できます。

コンポーネント

削除するコンポーネントを指定します。 コンポーネントが複数ある場合は、カンマで区切ります。

タイプ

リポジトリのタイプを Master または Mirror として指定します。

フォーマット

リポジトリの形式を指定します。
有効値: DEBIAN

名前

削除するコンポーネントのリポジトリ サーバ名を指定します。 この名前は、リポジトリ設定テーブルのリポジトリ名と一致している必要があります。

説明

(オプション)リポジトリ設定テーブルで入力されているリポジトリの説明を指定します。

ログ

(オプション)ログ ファイルのパスを指定します。 パスを指定しない場合、ログ ファイルは <DSM Install Path>¥logs フォルダに作成されます。 消去操作用のログ ファイルは、RAL_purge_log.log です。

重要: 同期エンジン タスクが消去操作中に実行されないことを確認してください。 また、消去操作中は、どのユーザもラッパー パッケージを参照または作成しないことを確認してください。