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Debian ミラー リポジトリの設定

デスクトップ サポート アナリストは、ターゲット コンピュータにあるパッケージへの容易なアクセスやダウンロードの高速化に役立つように、Debian リポジトリのミラーを設定できます。 以下の図は、Debian ミラー リポジトリを設定するために実行する手順を示しています。

Debian ミラー リポジトリの設定

Debian ミラー リポジトリを設定するには、以下のタスクを実行します。

  1. 前提条件の確認
  2. Debian ミラーのための CA DSM エージェント アドオンのインストール
  3. 親リポジトリの詳細の定義
  4. ミラー同期の詳細の定義
  5. ミラー同期のスケジュール
  6. ミラー同期の確認

前提条件の確認

ミラーおよび同期が正しく機能するように、以下の前提条件を確認してください。

Debian ミラーのための CA DSM エージェント アドオンのインストール

ミラー リポジトリをホストするコンピュータ上で、アドオン パッケージをインストールします。 このアドオンにより、このコンピュータでのミラー同期が可能になります。

重要: このアドオン パッケージをインストールしないと、ミラー同期は失敗します。

次の手順に従ってください:

  1. DSM エクスプローラで[ソフトウェア]-[ソフトウェア パッケージ ライブラリ]-[DSM ソフトウェア パッケージ]に移動します。
  2. Debian ミラー 1.0 のためのパッケージ CA DSM エージェント アドオンを右クリックし、[展開]を選択します。
  3. ウィザードの指示に従います。 ウィザードで以下の情報を指定します。
  4. 最後のページで[完了]をクリックします。

    選択したコンピュータごとにソフトウェア ジョブが作成されます。

  5. [すべてのコンピュータ]- コンピュータ名 -[ジョブ]-[ソフトウェア ジョブ]でジョブ ステータスを監視します。

    ジョブが完了すると、ジョブ ステータスが[インストール済みSW]に変更されます。

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親リポジトリの詳細の定義

ミラーのための親リポジトリの詳細を定義します。 マスタ リポジトリまたは別のミラー リポジトリからミラーを作成できるため、親リポジトリはマスタ リポジトリでもミラー リポジトリでもかまいません。 ネットワーク トラフィック、負荷、およびサポートするサイトに応じて、親リポジトリの複数のミラーを定義できます。 たとえば、各サイトに 2 つのミラーを配置し、5 つの異なるオフィス サイトを設置することにした場合は、親リポジトリのミラーが 10 個必要になります。

注: この手順は、親がマスタまたはミラーのどちらであるかを定義する必要がある点を除き、外部リポジトリの定義と同じです。

次の手順に従ってください:

  1. [コントロール パネル]-[設定]-[設定ポリシー]に移動します。
  2. [デフォルト設定ポリシー]を右クリックし、[封印解除]を選択します。

    注: 変更された設定ポリシーをすべてのターゲット コンピュータに適用する必要があります。 そのため、[デフォルト設定ポリシー]を選択します。

    ポリシーが編集可能になります。

  3. [DSM]-[Software Delivery]-[共有]-[外部リポジトリ]-[Debian]に移動し、右ペインにある[リポジトリ]を選択します。
  4. [リポジトリ]テーブルで、CA ITCM から接続するリポジトリごとに以下の詳細を指定します。
    リポジトリ名

    一意のリポジトリ名を指定します。 任意の名前を指定できますが、その名前が[リポジトリ]テーブル全体にわたって一意であることを確認してください。

    リポジトリ関係

    リポジトリがマスタ、ミラー、ミラー テンプレートのいずれであるかを指定します。

    マスタ

    リポジトリがマスタであることを指定します。 マスタ リポジトリは、ラッパー パッケージの作成中に使用されます。 CA ITCM は、ネイティブな Debian パッケージを直接展開できません。 ネイティブな Debian パッケージへの参照を含むラッパー パッケージを作成してから、そのラッパー パッケージを展開します。

    以下のガイドラインは、マスタ リポジトリに適用されます。

    • Debian ラッパー パッケージを作成および展開するには、少なくとも 1 つのマスタ リポジトリを追加します。
    • 複数のマスタ リポジトリを追加できますが、ラッパー パッケージは(アルファベット順で)最初の使用可能なマスタからしか作成できません。
    • エンタープライズ マネージャ レベルとドメイン マネージャ レベルで異なるマスタ リポジトリを設定できます。 マスタ リポジトリは、外部 Debian リポジトリでも、ラッパー パッケージを作成するためのマスタとして機能する別のミラー リポジトリでもかまいません。 たとえば、エンタープライズ マネージャと同じ場所に配置された外部 Debian リポジトリがあるとします。 各ドメイン マネージャと同じ場所に配置された Linux コンピュータ上に、このリポジトリのミラーを作成しました。 ドメイン マネージャと同じ場所に配置されたミラーからラッパー パッケージを作成できるようにするために、これらのミラーを各ドメイン マネージャのマスタとして設定できます。
    ミラー

    リポジトリが、マスタまたは別のミラーから作成されたミラーであることを指定します。

    ミラー-テンプレート

    ミラーが物理リポジトリではなく、単なるテンプレートであることを指定します。 ミラー テンプレートは、同じ構成を持つ複数のミラー リポジトリのプレースホルダにすぎません。 多数のミラーが存在する場合は、すべてのミラーごとに 1 行を作成する代わりに、親ごとに 1 つのミラー テンプレートを作成することができます。 ミラー テンプレートはソフトウェア展開やリポジトリ抽出に使用されますが、ミラー同期には使用されません。 ミラーをホストしているコンピュータのホスト名は、実行時に動的に置き換えられます。

    リポジトリ タイプ

    リポジトリ タイプを指定します。

    リポジトリ メソッド

    リポジトリからターゲット コンピュータにパッケージを転送するために使用される転送プロトコルを指定します。 設定されている内容に応じて、HTTP、FTP を選択します。 この設定の詳細については、「ソフトウェア パッケージおよび OS イメージのための FTP および HTTP 共有の設定」を参照してください。

    注: リポジトリがマスタであり、リポジトリを参照してそこからラッパー パッケージを作成する場合は、そのリポジトリを FTP 共有として設定してください。

    ホスト名

    リポジトリをホストするコンピュータのホスト名を指定します。 ミラー テンプレート リポジトリの場合は、実行時にホスト名が動的に提供されるため、ホスト名を指定しません。 指定しても、ミラー テンプレートの場合のホスト名は無視されます。

    ルート

    リポジトリのルート ノードを指定します。

  5. さらにリポジトリを追加するには、手順 4 を繰り返します。
  6. ポリシーを保存して封印します。 ポリシーがすべてのターゲット コンピュータに適用されることを確認します。

    親リポジトリの情報は、すべてのターゲット コンピュータ上で更新されます。

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ミラー同期の詳細の定義

同期ジョブでは、ミラー リポジトリごとにミラー同期の詳細を定義する必要があります。 このジョブは、これらの詳細を使用してミラーを同期します。

次の手順に従ってください:

  1. [コントロール パネル]-[設定]に移動します。 [設定ポリシー]を右クリックし、[新規ポリシー]を選択します。

    同期の詳細を、ミラーをホストするコンピュータにのみ適用できるようにするために、ミラー同期のための新しいポリシーが必要です。

  2. [DSM]-[Software Delivery]-[共有]-[外部リポジトリ]-[Debian]に移動し、[ミラー同期]をダブルクリックします。
  3. ミラー同期テーブル内のリポジトリをミラーリングするための以下の詳細を指定します。
    親リポジトリ名

    ミラーリングする親リポジトリを指定します。

    注: このフィールドで指定する親リポジトリ名が、[デフォルト設定ポリシー]-[DSM]-[Software Delivery]-[共有]-[外部リポジトリ]-[Debian]-[リポジトリ]設定テーブルで指定された名前に正確に一致していることを確認してください。 これらの名前が一致していない場合は、実行時に同期ジョブが失敗します。

    配信

    ミラーリングする必要のある選択されたリポジトリから、配信のリストを指定します。 各値をスペースで区切ることによって、複数の値を指定できます。

    コンポーネント

    ミラーリングする必要のある選択されたリポジトリから、コンポーネントのリストを指定します。 各値をスペースで区切ることによって、複数の値を指定できます。

    アーキテクチャ

    ミラーリングする必要のある選択されたリポジトリから、アーキテクチャのリストを指定します。 各値をスペースで区切ることによって、複数の値を指定できます。

    場所

    ミラー リポジトリを作成する場所を指定します。

    注: この場所が HTTP 共有と FTP 共有の両方として公開されていることを確認してください。 HTTP および FTP 共有の設定の詳細については、「Setting Up HTTP and FTP Share for Software Packages and OS Images」を参照してください。

    その他の引数

    debmirror ユーティリティの起動中に使用される追加の引数を指定します。

    ステータス

    ミラーを同期するかどうかを指定します。 ミラー リポジトリをアクティブに使用していない場合は、ミラーを削除しなくても同期を無効にすることができます。

  4. ポリシーを保存して封印します。 ミラー リポジトリをホストするコンピュータにポリシーを適用します。

    ミラー同期の詳細が定義され、この設定がミラー コンピュータ上で適用されます。

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ミラー同期のスケジュール

スケジュールされた時刻にミラーを親リポジトリと自動的に同期するようにミラー同期をスケジュールします。 ミラー同期の詳細を定義した後に初めて同期ジョブが正常に実行されると、ミラー リポジトリが作成されます。

次の手順に従ってください:

  1. [コントロール パネル]-[設定ポリシー]に移動します。
  2. ミラーをホストしているコンピュータに適用した設定ポリシーを右クリックし、[封印解除]を選択します。
  3. DSM エクスプローラから[DSM]-[共通コンポーネント]-[CAF]-[スケジューラ]-[ミラー同期の実行]に移動します。
  4. [CAF スケジューラ: 有効]を選択し、この値を true に設定します。
  5. ミラー同期スケジュールを指定するには、[ミラー同期の実行]ノードの下にあるその他のパラメータを設定します。 スケジューリング パラメータの詳細については、F1 キーを押してください。
  6. ミラー リポジトリをホストするコンピュータ上で、ポリシーを封印して適用します。

    ミラー同期がスケジュールされます。 スケジュールされた時刻に、CAF スケジューラはミラーを親リポジトリと同期します。

ミラー同期の確認

ミラー同期ジョブが実行された後、以下の手順に従ってミラー同期が成功し、CA ITCM がミラーに接続できるかどうかを確認します。

  1. 最後のミラー同期のステータスの表示
  2. リポジトリからのパッケージ メタデータの抽出
  3. Web コンソールからの Debian パッケージの表示
最後のミラー同期のステータスの表示

最後の同期のステータスを表示して、ミラー同期が成功したかどうかを確認できます。

次の手順に従ってください:

  1. ミラーが最後に同期された時刻からインベントリ収集タスクが少なくとも 1 回実行されたことを確認するには、エンジン ログを確認します。
  2. [コンピュータおよびユーザ]-[すべてのコンピュータ]- ミラー コンピュータ -[インベントリ]-[システム ステータス]-[外部リポジトリ]に移動します。

    [外部リポジトリ]ページが表示されます。

  3. ステータスを確認するには、以下のパラメータの値を表示します。
    Last Sync Result

    最後のミラー同期の結果を指定します。 同期が成功した場合は 0 を返し、失敗した場合は 0 以外の値を返します。

    同期が失敗した場合は、以下の手順に従います。

    1. 同期に失敗したコンピュータ上で、Debian ミラー 1.0 パッケージのための CA DSM エージェント アドオンで FetchMirrorLog プロシージャを展開します。
    2. [すべてのコンピュータ]- コンピュータ名 -[ジョブ]-[ソフトウェア ジョブ]でジョブ ステータスを確認します。
    3. FetchMirrorLog プロシージャ ジョブを右クリックし、[プロパティ]を選択して[ジョブ出力]タブをクリックします。

      ミラー同期のログが表示されます。

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リポジトリからのパッケージ メタデータの抽出

リポジトリからパッケージ メタデータを抽出すると、DSM Web コンソールに Debian パッケージの詳細を表示できます。

注: 以下の手順は、マスタ リポジトリとミラー リポジトリの両方からのパッケージ メタデータの抽出に適用されます。

次の手順に従ってください:

  1. DSM エクスプローラから[コントロール パネル]-[エンジン]-[すべてのエンジン]-[SystemEngine]に移動します。

    エンジン ログが表示されます。

  2. [SystemEngine]を右クリックし、[新規タスクの追加]を選択します。

    新規タスク ウィザードが開きます。

  3. 指示に従い、ウィザードの以下の手順に従います。
    1. [CA リポジトリ抽出]としてタスク タイプを選択し、タスク名と説明を入力します。 [次へ]をクリックします。

      : タスクを正常に実行するためにシステム ファイアウォールが無効されていることを確認してください。

    2. 以下の詳細を指定します。

      注: リポジトリ サーバが Linux で動作しているため、以下の[配信]および[コンポーネント名]フィールドで指定される値は大文字と小文字を区別する必要があります。これらは、リポジトリ サーバの大文字小文字に一致している必要があります。 たとえば、リポジトリ サーバの場所が ftp://172.16.0.12/ubuntu/dists/lucid/main/binary-i386/ である場合は、配信名を Lucid や LUCID ではなく、lucid として指定する必要があります。

      リポジトリ名

      パッケージ メタデータを抽出する元のリポジトリ名を指定します。 このリストには、[リポジトリ]設定テーブルで定義したリポジトリが表示されます。

      注: リポジトリと配信の組み合わせが同じ 2 つのエンジン タスクを作成することはできません。

      ホスト名

      リポジトリのホスト名を指定します。 このフィールドは、タイプ[ミラー-テンプレート]のリポジトリでのみ有効になります。 マスタおよびミラー リポジトリの場合は、ホスト名が[リポジトリ]設定テーブルから自動的に取得されます。

      配信

      パッケージの詳細を抽出する元の配信を指定します。

      注: エンジン タスクは、1 つの配信からしかデータを抽出できません。 複数の配信からデータを抽出する場合は、追加のエンジン タスクを作成します。

      コンポーネント名

      抽出するコンポーネントを指定します。 さらにコンポーネントを追加するには、[追加]をクリックします。

    3. スケジューリング オプションを指定します。
  4. 最後のページで[完了]をクリックします。

    システム エンジンによってタスクが作成され、そのタスクがスケジュール時間に実行されます。 [SystemEngine]をクリックすることによってタスクを監視し、右ペインにある[タスク リスト]セクションでステータスを確認することができます。

    注: エンジン タスクがまだ進行中の間に、Web コンソールからリポジトリを参照することもできます。 Web コンソールには、リポジトリから抽出された配信とパッケージが表示されます。

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Web コンソールからの Debian リポジトリの参照

リポジトリ内に存在するパッケージを確認するために、Web コンソールで Debian リポジトリの内容を参照できます。

次の手順に従ってください:

  1. DSM Web コンソールにログインします。
  2. [コンソール]-[ソフトウェア]-[外部リポジトリ]- リポジトリ に移動します。

    選択されたリポジトリ内の配信のリストが表示されます。 [同期ステータス]列には、リポジトリ抽出タスクのステータスが表示されます。 また、[同期ログ]列の下にある[表示]をクリックして、メタデータ抽出の進行状況や発生したエラー(存在する場合)を表示することもできます。

    注: 抽出タスクが完了する前にリポジトリを開いた場合は、リスト内の配信の一部が表示されない可能性があります。

  3. 配信をクリックします。

    配信内の Debian パッケージのリストが表示されます。

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ソフトウェア パッケージおよび OS イメージのための FTP または HTTP 共有の設定

Kubuntu 展開の場合、ソフトウェア パッケージおよび OS イメージを格納するための FTP または HTTP 共有を設定する必要があります。

詳細については、「OSIM 管理ガイド」の「ソフトウェア パッケージおよび OS イメージのための FTP および HTTP 共有の設定」を参照してください。