仮想アプリケーションをターゲット コンピュータにストリーム配信する場合は、ターゲット コンピュータに接続されているスケーラビリティ(ストリーミング)サーバに対応するステージング パッケージをインストールする必要があります。 ターゲット コンピュータが新しい場所および新しいスケーラビリティ サーバにローミング(移動)された場合、ターゲット コンピュータでストリーム配信仮想アプリケーションを実行するには、それらのアプリケーション用のステージング パッケージを新しいスケーラビリティ サーバにインストールする必要があります。
ストリーム配信仮想アプリケーションをローミング コンピュータで実行するときの問題を回避するために、ターゲット コンピュータ上の CA ITCM エージェントは、そのコンピュータのストリーミング サーバを変更する前にいくつかのチェックを実行します。 これらのチェックは、新しいスケーラビリティ サーバへの切り替えには影響しません。 ターゲット コンピュータは、新しいスケーラビリティ サーバにローミングされます。 これらのチェックでは、新しいスケーラビリティ サーバがストリーミング サーバとしても機能するかどうかを調べます。 チェックの結果が合格であれば、ストリーミング サーバは新しいスケーラビリティ サーバに変更されます。 チェックの結果が不合格であれば、元のスケーラビリティ サーバが引き続きストリーミング サーバとして動作します。
仮想アプリケーションを作成するために使用された技術に応じて、異なるチェックおよびプロシージャが実行されます。 たとえば VMware ThinApp の場合はユーザ ログイン時にローミングのチェックが実行されます。 これらのチェックは、ユーザがターゲット コンピュータにログインするたびに実行されます。
注: ローミング コンピュータにストリーム配信された Microsoft App-V 仮想アプリケーションの場合、ストリーム配信された仮想アプリケーション パッケージをターゲット コンピュータに再インストールすることによって、新しいストリーミング サーバへの切り替えを実行する必要があります。
以下のセクションでは、VMware ThinApp および Microsoft App-V 仮想アプリケーション用の新しいスケーラビリティ サーバをチェックするプロセスについて説明します。
VMware ThinApp
Microsoft App-V
ローミングの場合、ストリーム配信された仮想アプリケーション パッケージをターゲット コンピュータに再インストールすることによって、新しいストリーミング サーバへの切り替えを実行する必要があります。
Microsoft App-V に対するそれ以上のチェックは、現時点では技術上の制約があるため実行されません。
注: ベスト プラクティスとして、ネットワーク内で Windows オペレーティング システムを実行中のすべてのスケーラビリティ サーバで、各仮想アプリケーションのステージング パッケージを展開することをお勧めします。
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