CA ITCM では、Microsoft Application Virtualization (Microsoft App-V)イメージまたは VMware ThinApp イメージから仮想アプリケーション ソフトウェア パッケージを作成できます。 ただし、これらの仮想アプリケーション パッケージを展開および実行するには、仮想アプリケーションの展開先となるサーバおよびターゲット コンピュータに特定のベンダー インフラストラクチャ ソフトウェアをインストールしておく必要があります。 インフラストラクチャ ソフトウェアには、仮想アプリケーションをインストールして実行するためのベンダー ツールおよびモジュールが含まれています。
注: ベンダー インフラストラクチャ ソフトウェアの要件の詳細については、「Microsoft App-V 仮想アプリケーションをターゲット コンピュータに展開するための準備」および「VMware ThinApp 仮想アプリケーションをターゲット コンピュータに展開するための準備」を参照してください。
ベンダー インフラストラクチャ ソフトウェア パッケージは、CA が提供するテンプレートを使用して作成できます。 以下のテンプレートが使用できます。
これらのテンプレートに、該当するベンダー ソフトウェア モジュールを挿入する必要があります。 これらのテンプレートで作成したパッケージは、標準の Software Delivery パッケージです。 インフラストラクチャ ソフトウェア パッケージは、ソフトウェア パッケージ ライブラリに登録できます。
インフラストラクチャ パッケージ テンプレート内のファイル構造は、標準の Software Delivery ソフトウェア パッケージと同じであり、ルート フォルダ、「reginfo」フォルダ、その他のフォルダとファイルから構成されています。
テンプレートには、パッケージをソフトウェア パッケージ ライブラリに登録し、他の関連するインフラストラクチャ パッケージにリンクするために必要となるすべての情報が含まれています。
テンプレートには、ソフトウェア パッケージのインストール モジュールが含まれています。 インフラストラクチャ パッケージについては、ベンダーのインストール メディアからこれらのモジュールをコピーする必要があります。
テンプレートを使用すると、該当するサブフォルダにコピーする必要のあるインストール モジュールを特定できます。 各テンプレートには、必要なベンダー ファイルの一覧を示すイメージ ファイルが含まれています。 たとえば、Microsoft App-V Desktop Client 用のテンプレートには「client_files.JPG」ファイルが含まれています。 このファイルは、以下の 3 つのファイルが必要であることを示しています。
注: インフラストラクチャ パッケージ テンプレートは、ユーザの作業を簡素化するために提供されています。 しかし、独自の方法でベンダー インフラストラクチャ ソフトウェアをインストールすることもできます。 その場合は、仮想アプリケーションの展開先となるすべてのサーバおよびターゲット コンピュータにソフトウェアがインストールされ、必要な許可キーがレジストリに設定されていることを確認してください。
インフラストラクチャ パッケージ テンプレートに加え、CA ITCM DVD キットには、次のパッケージが含まれています: Microsoft Application Error Reporting 11.0.6558.0。 このエラー レポート用パッケージは、クライアント パッケージおよびサーバ パッケージと共に展開できます。 このパッケージの詳細については、Microsoft の製品ドキュメントを参照してください。
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