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詳細オプションの設定

このタブを使用して、ネットワーク帯域幅の使用量の最大値、セッションのログイン時のタイムアウト期間、パーソナル化されたグローバル アドレス帳のユーザ クレデンシャルなどの詳細オプションを設定します。 グレー表示されていない値は変更することができます。

注: Remote Control の設定ポリシーの詳細については、「DSM エクスプローラ ヘルプ」の「設定ポリシー」のリモート コントロール ポリシー グループのトピックを参照してください。

拡張オプションを設定するには、以下の手順に従います。

  1. [ビューア]ノードを右クリックし、[プロパティ]を選択します。

    [ビューア プロパティ]ダイアログ ボックスが開きます。

  2. [詳細設定]タブを選択します。
  3. 以下の 1 つ以上のオプションを設定します。
    キャッシュに格納する最大ビットマップ数

    キャッシュできるビットマップの最大数を限定します。

    デフォルト: 16384

    ビットマップ キャッシュの最大サイズ(バイト)

    ビットマップのキャッシュのために割り当てられる最大メモリ量(バイト)を限定します。

    デフォルト: 33554432(32 MB)

    起動要求の発行後に、接続のために待機する最長時間

    Wake-On-LAN(WOL)起動要求のタイムアウト期間(秒)を指定します。

    注: DSM エクスプローラおよび Remote Control での WOL 機能の詳細については、「DSM エクスプローラ ヘルプ」および「Remote Control 管理ガイド」を参照してください。

    デフォルト: 180

    ユーザが個人対応のグローバル アドレス帳を表示するとき、クレデンシャルが必要

    ユーザがクレデンシャルを指定して、個人対応のグローバル アドレス帳を[ビューア]ペインに表示する必要があるかどうかを示します。

    デフォルト: False

    個人対応のグローバル アドレス帳を取得するときに使用するユーザ ID

    [ユーザが個人対応のグローバル アドレス帳を表示するとき、クレデンシャルが必要]オプションが True に設定されている場合、ユーザ ID をグローバル アドレス帳の取得で使用するように指定します。

    ログイン タイムアウト(秒)

    ログインのタイムアウト期間(ビューアがホストにログインした後、タイムアウトが発生するまでの最長時間)を秒数で指定します。 確認ダイアログ ボックスへの応答時間も含まれます([ローカル確認の要求]が設定されている場合)。

    デフォルト: 90

    ビューア データの圧縮度

    ホスト/ビューアのネットワーク トラフィックの圧縮度を指定します。 この設定は、帯域幅の制限および接続速度に従って自動的に選択されますが、ここで無効にすることができます。

    遅いリンクで接続している場合、データ圧縮に時間をかけた方がパフォーマンスが向上する場合があります。 ただし、速いリンクでは、圧縮度を上げるとパフォーマンスが低下する場合があります。

    有効な値は以下のとおりです。

    • 圧縮なし
    • 圧縮率低
    • 圧縮率中
    • 圧縮率高
    • 圧縮率最高

    注: ご使用のシステムが旧リリースの CA ITCM からアップグレードされた場合、「圧縮率中」の元のデフォルト値は維持されます。

    デフォルト: 圧縮率低

    セッションで使用する最大帯域幅の制限

    セッションで使用する帯域幅の量を制御します。 対応するホストでより厳しい制限を設定している場合は、それによってここでの設定が無効になることに注意してください。 たとえば、ビューアが Unlimited を指定し、ホストが 1MBIT を指定している場合、1MBIT が適用されます。

    帯域幅に対して有効な制限は、以下のとおりです。

    • Unlimited
    • 4MBIT
    • 2MBIT
    • 1MBIT
    • 512KBIT
    • 256KBIT
    • 128KBIT
    • 64KBIT
    • 32KBIT

      デフォルト: Unlimited

    このコンピュータのオプションの名前

    現在のコンピュータのオプションの名前を指定します。

    デフォルト: <NetBIOS 名>

  4. すべてのリモート コントロール接続に対して、デフォルトの接続タイプ、またはモードを設定します。 ビューア オプションが使用するデフォルト接続タイプの有効な値は、以下のとおりです。
    ビュー

    ビューアによってホスト コンピュータを参照することはできるが、制御することはできないようにします。

    ステルス ビュー

    ビューアに対し、ホスト コンピュータの表示やパフォーマンスを妨害せず、またホストが接続を認識しない形での、ホスト コンピュータの参照を許可します。 これをパッシブ監視といいます。 接続時に、ホスト画面は変更されません。 表示されるホスト アイコンは、ちらついたり、ステータスが変更されることはありません。

    共有コントロール

    ビューアとホストに制御を許可します。

    クラスルーム

    いずれかのスチューデント ビューアに制御を渡したり、制限する機能がホストにある状態で、単一ホストに対する複数のビューアを許可します。

    排他コントロール

    ホストのマウスおよびキーボードを使用不可に設定します。 ビューアのみがホストのコンピュータを制御でき、接続できるのは一度に 1 ビューアのみです。

    Windows: セキュア コントロールおよび排他コントロール モードでは、Ctrl-Alt-Del キー シーケンスはブロックできません。これは、そのシーケンスが、オペレーティング システムの低レベル セキュリティ機能であるためです。 これは、ホスト ユーザが、Ctrl-Alt-Del を繰り返し押して、ログイン デスクトップに切り替える、またはタスク マネージャを開くことで、Remote Control 操作を妨害できることを意味しています。 ただし、Ctrl-Alt-Del を実行後は、ホスト ユーザはデスクトップのキーボードやマウスを依然としてコントロールできません。

    Linux: このオプションでは、セッションが継続中に、他のユーザが接続できないようにします。この場合、ホストのマウスとキーボードはそのまま使用することができます

    セキュア コントロール

    Windows: 排他コントロールオプションと同様に、ビューアによってホスト コンピュータを制御することができますが、画面がブランクになります。 Secure Control モードでは、一人のビューアのみが接続できます。 セキュア コントロール メッセージ画面が表示されます。この画面は設定可能であり、静的な HTML ページを表示できます。

    Windows: セキュア コントロールおよび排他コントロール モードでは、Ctrl-Alt-Del キー シーケンスはブロックできません。これは、そのシーケンスが、オペレーティング システムの低レベル セキュリティ機能であるためです。 これは、ホスト ユーザが、Ctrl-Alt-Del を繰り返し押して、ログイン デスクトップに切り替える、またはタスク マネージャを開くことで、Remote Control 操作を妨害できることを意味しています。 ただし、Ctrl-Alt-Del を実行後は、ホスト ユーザはデスクトップのキーボードやマウスを依然としてコントロールできません。

    注: セキュア コントロール モードでは、複数監視オペレーティング システム機能を使用しています。Intel ディスプレイ ドライバのバージョンの中には、この機能と完全に互換性がないものもあります。 Remote Control でドライバの互換性の問題が検出された場合、セキュア コントロール メッセージの「Secure Control セッション進行中」は表示されません。代わりに、ホスト画面が黒くなります。 Intel の最新のドライバを使用することにより、問題は解決されます。

    Linux: 非表示のデスクトップで、対象のビューアのみ表示できる新しいログイン セッションが作成されます。 このモードによる Linux ホストへのリモート コントロール接続では、現在ログオンしているユーザのデスクトップは制御されません。 複数のセキュアな同時コントロール接続がサポートされている場合、各接続によってそれぞれ非表示のデスクトップが作成されます。

    Mac OS X(Intel): Secure Control 機能はサポートされていません。

    ミーティング

    接続を確定または拒否できる機能を持つ単一のホストに対し、複数のビューアを許可します。 明示的に定義されたユーザ権限は必要ありません。 接続の確立後、ホストはいずれかのビューアに制御をわたすこともできます。

    ビューアで[コントロール有り]が使用不可の場合、ビューアのセッション オプションは、[切断](標準)、[セッションの記録]、[ホストからクリップボードを取得]、および[チャットを表示]に制限されます。 [コントロール有り]が使用可能な場合、ビューアには、次のオプションが追加されます。[切断(デスクトップをロック)]、[切断(ログオフ)]、[切断(再起動)][特殊キーを送信]、[クリップボードをホストに送信]、および[ファイル転送]。

    注: アクティブなファイル転送中にホスト ユーザから制御が削除されると、アクティブなファイル転送は終了しますが、新しいファイル転送は開始されません。

    デフォルト: 共有

  5. [OK]をクリックします。

    拡張設定オプションが保存されます。