［キーボード］タブ

［キーボード］タブを使用して、特殊キーおよびキーのリダイレクトを指定します。特殊キーは、キーシーケンスを入力するためのショートカットの役割を果たします。キーシーケンスは、通常、それ自体の機能のためビューアコンピュータ上で Windows によりトラップされるため、ホストに伝送されません。

このタブには以下のフィールドが含まれます。

（特殊キー）

ドロップダウンリストで特殊キーを指定します。有効な値は以下のとおりです。

Alt-Tab

アクティブなプログラムおよびアプリケーションを選択し、切り替えます。

Alt-Esc

アプリケーションウィンドウを開いた順に移動します。

Ctrl-Esc

［スタート］メニューを表示します。

Ctrl-Space

デスクトップで、［マイコンピュータ］など、ほとんどのシステムで項目をクリアして再選択します。ただし、中国語（簡体字）などの極東言語版の Windows では、このキーシーケンスは、IME（Input Method Editor）のさまざまな入力モード間で切り替わります。

注： Ctrl+Space キーは、このキーを必要とするアプリケーションに提供されます。

Ctrl-Alt-Esc

このキーの組み合わせを必要とするアプリケーションで、これが使用可能となることを指定します。

Ctrl-Alt-Ins

このキーの組み合わせを必要とするアプリケーションで、これが使用可能となることを指定します。

Ctrl-Shift-Esc

タスクマネージャを表示します。

Shift-Esc

このキーの組み合わせを必要とするプログラムのホストに、これを送信ことを指定します。

Ctrl-Alt-Del

Windows の［セキュリティ］ダイアログボックスを使用して、以下の処理を行うことができます。

注：ここで、Ctrl+Alt+Del をシミュレートしたホットキー、たとえば Ctrl-Alt-Insert を作成できます。詳細については、「ビューアの表示および制御オプションの設定」ヘルプトピックを参照してください。

キーのリダイレクト

キーのリダイレクトのタイプを指定します。有効なオプションは以下のとおりです。

キーのリダイレクトなし: リダイレクトが許可されないキーを指定します。
拡張キーのリダイレクト: 一部の欧文キーボード機能で、標準の左側の Alt キーのように、右側の Alt キーが「Alt Gr」と表示されるように指定します。
すべてのキーのリダイレクト: キーボードの右側の Alt キー、Ctrl キー、Shift キーおよび「Windows」キーを使用して入力した特殊キーシーケンスを、すべてリモートホストコンピュータにリダイレクトされるように指定し、キーボードの左側の同じキーを使用して入力したキーシーケンスは、すべてローカルコンピュータにのみ影響を与えるように指定します。

このタブには以下のボタンが含まれます。

Ctrl-Alt-Del: Ctrl+Alt+Del のキーシーケンスをすべての Windows のサポートバージョンのホストに送信して、Windows に対してユーザが Windows のタスクマネージャを使用している間、すべての処理を中断するように指示します。
送信: 指定されたキーシーケンスをホストコンピュータに送信します。