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自己インストール PIF 製品における JRE の統合

Linux および UNIX のインストーラのグラフィカル ユーザ インターフェースは、Java テクノロジに基づいています。 そのため、ダイアログを実行するには、ターゲット システムに JRE (Java Runtime Environment)インストールしている必要があります。 JRE がターゲット システムにインストールされていない場合、予想された Java ダイアログの代わりに、英数字の VT100 インストール ダイアログが実行されます。

VT100 ダイアログ モードになってしまうことを避けるために、JRE を自己インストール PIF 製品に統合できます。そうすることで、この製品がターゲット システムにインストールされ、実行されます。

JRE を自己インストール PIF 製品に統合するために、pifself コマンドは -j オプションを提供します。 このオプションは、コア JRE ファイルを自己インストール PIF 製品に追加します。 ターゲット システムでは、インストーラがこの統合された JRE を使用してインストーラ用の Java ウィザードを実行します。

-j オプションを使用して、統合する JRE バージョンを指定したり、Linux 用にコンパクト化されたバージョンを使用したりできます。 たとえば、/usr/java/j2sdk.1.4_10/jre など、「jre」サブディレクトリを含むパス名を入力します。

この Linux プラットフォーム用にコンパクト化された JRE バージョン(V1.4.2.10)には、インストーラの Java ウィザードを実行するのに必要なクラスおよびファイルのみを含みます。

他のすべてのプラットフォーム用には、1.4 より新しいバージョンであれば任意の 標準 JRE を自己インストール PIF 製品に統合できます。