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メインのパッチ パッケージ

以下のようなシナリオが考えられます。

元の PIF 製品は複数のパッケージから構成されていますが、この製品をインストールするときに、ユーザは特定のパッケージのサブセットのインストールを設定することにしました。つまり、元の製品は一部のみインストールされています。

このシナリオで PIF パッチ製品をインストールする必要がある場合には、製品は、適用する必要のあるパッチ パッケージを自動的に評価する必要があります。

したがって、個別のパッチ パッケージに適切な依存関係を持った、個別のパッチ パッケージのアンカーとして動作する「メインのパッチ製品」を定義する必要があります。

メインのパッチ パッケージは、インストーラが常に必要なバージョンに更新される自己インストール パッケージとしてコンパイルできます。 パッチの元のパッケージが存在する場合に限り、必要なパッチ パッケージがインストールされます。 ターゲット コンピュータ上に元のパッケージがインストールされていない場合は、関連するパッチもインストールされず、エラーは返されません。 このパッチ パッケージのアプリケーションは無視されます。

メインのパッチ パッケージが削除(ロール バック)されると、必要な個別のパッチ パッケージのすべても削除(ロール バック)されます。