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プロトタイプ ファイルのフォーマットと構造

プロトタイプ ファイルは ASCII ファイルで、PIF 製品に関する情報を指定するために使用します。 この情報はセクションの中にバンドルされており、目的や情報の内容によって異なります。 PIF 製品に関係しない場合、セクションは省略されます。 プロトタイプ ファイルには、以下のセクションを含めることができます。

• 製品情報セクション
• コンポーネント セクション
• パラメータ セクション（デフォルト セクション）
• ダイアログ ボックス セクション
• リソース セクション

プロトタイプ ファイルは、pifproto コマンドを使用するか、またはパッケージャ GUI を使用して適当な値を入力して作成します。 作成されるプロトタイプ ファイル名は、以下のとおりです。

prodname.platform.@prm

PIF 製品のプロトタイプ ファイルには、以下の表記規則が適用されます。

• プロトタイプ ファイルにおけるすべてのエントリの構造は、以下のとおりです。

  #keyword: property1 , property2 , ... ;
  

  各キーワードの先頭にはハッシュ記号(#)が、終わりにはコロン（:）が付きます。

  各プロパティは、スペース、カンマ、スペースの順( , )で後続のプロパティと区切ります。

  角かっこ [ ] で囲まれたプロパティはオプションであり、省略できます。 プロパティ リストでは、コンパイラの仕様により、スペース、カンマ、スペースの順で区切る必要があります。たとえば、プロパティ 2、プロパティ 4、プロパティ 5 がオプションの場合は、以下のようにします。

  #keyw: prop1 ,  , prop3 ,  ,  , prop6 ;  
  

• 各エントリは、スペース、セミコロン（;）で終了します。
• エントリは、複数行にわたり記述することはできません。
• 角かっこ [ ] で囲まれたエントリはオプションです。 オプションのエントリは、値を指定せずに入力できます。 エントリ全体を省略することもできます。
• コメントは、ダブル スラッシュ（//）またはスラッシュ、アスタリスク（/*）で始まり、アスタリスク、スラッシュ（*/)で終了します。
• プロトタイプ ファイルのエントリには、キャリッジ リターン(CR)、ラインフィード（LF）などの制御キャラクタを使用することはできません。