自己インストール PIF 製品は、シェル スクリプトとして実行されます。 コマンド オプションを使用して、ターゲット コンピュータに PIF 製品をインストールする方法を指定し、または応答ファイルのみを作成するかどうかを指定することができます。
このコマンドのフォーマットは、以下のとおりです。
sh selfinstallingfile [-t tracefile] [-p logfile] [-r responsefile]
[-s] [-F] [-x] [-a newresponsefile] [-v] [-I instance name] [-V] [-o] [-M textID]
pifself コマンドなどを使用して定義された、自己インストール PIF 製品の名前。
指定されたトレース ファイルにインストールをトレースします。
指定されたログ ファイルにインストールを記録します。
指定された応答ファイルを使用して製品をインストールします。
デフォルトのパラメータ値を使用して、自動（サイレント）モードで製品をインストールします。
強制的に製品をインストールします。 バックアップ エラーは無視されます。
製品の /tmp ディレクトリへの抽出のみを行います。 抽出された製品に使用されるファイル名は内部的に定義済みであるため、コマンド ラインに自動的に表示されます。
指定した名前で、応答ファイルのみを作成します。 この応答ファイルを使用すると、後で PIF 製品をインストールすることができます。
含まれているインストーラのバージョンをリストします。
（複数のインスタンスのインストールのための）新しい製品インスタンスの名前を指定します。
VT100 ダイアログ ボックスを強制します。
応答ファイルの生成時（-a）に、既存の応答を上書きします。
指定した PIF 製品プロトコル ファイルのリソース セクションで、単一のテキスト（textID1 で指定）またはテキストの範囲（textID1-textID2 で指定）を参照します。 PIF 製品の各スクリプトでこのコマンド オプションを使用すると、ローカライズ済みのテキストを印刷することができます。
例： 自己インストール PIF 製品を実行、およびトレース情報を記録
以下のコマンドを使用して、自動（サイレント）モードで自己インストール PIF 製品 test-pif.AIX.sh を実行し、対応する PIF 製品をインストールすることができます。 トレース情報は、mytemp フォルダの指定されたトレース ファイル test-pif.AIX_tracef に書き込まれます。
sh test-pif.AIX.sh -s -t /mytemp/test-pif.AIX_tracef
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