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DOS または DOSX のブート イメージの作成

ブート イメージを作成するには、DSM エクスプローラで[ソフトウェア]-[ブート/OS イメージ ライブラリ]-[イメージ作成システム]-[ウィザード]-[新規ブート イメージ]を選択してブート イメージ作成ウィザードを使用するか、コマンド プロンプトから CreateBtImages コマンドを使用します。

注: DOS ブート イメージは FIPS 準拠ではないため、CA ITCM が[FIPS のみ]のモードで動作している場合にはサポートされません。 ただし、Linux での展開用に DOSX イメージを作成できます。

DOS ブート イメージを作成する方法

  1. イメージ作成システムのフロッピー ドライブに Windows 98(SE)ブート フロッピー(書き込み可能)を挿入します。 デフォルトのフロッピー ディスク ドライブは a: などになります。
  2. MS ネットワーク クライアントを利用可能にします。 イメージ作成システムの CD ドライブに Windows NT Server 4.0 インストール ディスクを挿入します。

    この方法の代わりに、コマンドを使用して Microsoft LAN Manager ファイルへのパスを指定することもできます。

    createBTImages  -l<lanman> 
    

    また、Microsoft ftp サーバから Microsoft クライアントをダウンロードすることもできます。

  3. Microsoft クライアントからダウンロードしたファイルを格納するためのディレクトリを IPS に作成します。

    たとえば、IPS に msclient ディレクトリを作成します。 ftp://ftp.microsoft.com/bussys/Clients/MSCLIENT にある dsk3-1.exe ファイルおよび dsk3-2.exe ファイルをダウンロードし、このディレクトリに格納します。

  4. この 2 つの自己解凍ファイルを msclient ディレクトリに解凍します。
  5. ダウンロードした Microsoft クライアントを使用するには、以下のコマンドを使用します。
    createBTImages -l <path to msclient>¥msclient -o DOS
    

    この手順が完了すると、イメージ作成システムによって osinstal.2 および osinstal.3 という名前のブート イメージが作成され、それぞれ指定の場所に格納されます。 イメージの作成場所を表示するには、createbtimages -x コマンドを実行します。

    注: -l <path> または CD で Microsoft クライアントが見つからない場合は、作成されたブート イメージではターゲットへの tftp ダウンロードのみがサポートされます。

詳細については、CreateBTImages のコマンド説明を参照してください。

DOSX ブート イメージを作成する方法

  1. イメージ作成システムのフロッピー ドライブに Windows 98(SE)ブート フロッピー(書き込み可能)を挿入します。 デフォルトのフロッピー ディスク ドライブは a: などになります。
  2. 以下のコマンドを実行します。
    createBTImages -o DOSx
    

    コマンドが正常に実行された後、イメージ作成システムは osinstx.2 と osinstx.3 という名前の 2 つのブート イメージを作成します。 これらのイメージは指定した場所に格納されます。 イメージの格納場所を表示するには、createbtimages -x コマンドを使用します。