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Oracle MDB のインストールおよび設定上の注意事項

以下のセクションでは、Oracle MDB のインストールおよび設定上の注意事項を示します。

Solaris 版 Oracle サーバのインストール

インストール手順の詳細については、Oracle ドキュメント ライブラリに掲載されている「インストール ガイド」を参照してください。

Oracle データベース インスタンスの削除および再作成

Oracle データベース インスタンスを削除および作成するには、Oracle Database Configuration Assistant ツールを使用します。 このツールを使用して Oracle データベース インスタンスを作成する際、Oracle がそのインスタンス用に使用できるメモリ サイズを入力するようプロンプトが表示されます。 [Memory]タブの[SGA size]および[PGA Size]フィールドに適切な値を入力します。

たとえば、[SGA Size]フィールドに「1198」、[PGA Size]フィールドに「399」と入力します。 これらの推奨値は、データおよび制御情報(SGA)用に約 1.2 GB が、またプログラム領域(PGA)用に約 0.4 GB がそれぞれ使用できることを意味しています。 これらは、コンピュータ アセットが最大 10,000 個までのシステムに対して推奨される最小値です。

Oracle サーバのインストールの確認

Oracle は、正しいバージョンとパッチ レベルがインストールされている必要があります。これらが誤っていると、DSM マネージャの処理が失敗する可能性があります。 Oracle のバージョンおよびパッチ レベルを確認するには、以下のコマンドを実行します。

goto $ORACLE_HOME/OPatch
call ./opatch lsinventory

マルチバイト言語サポート用の Oracle MDB の設定

マルチバイト言語をサポートするには、Database Configuration Assistant ツールを使用して Oracle データベース インスタンスを作成する際に、[Character Sets]タブの[Use Unicode (AL32UTF8)]オプションを選択します。