Windows Vista または Windows 2008 オペレーティング システムが稼働するターゲット コンピュータのファイアウォールが無効(オフ)になっていて、そのコンピュータへの展開に失敗する場合は、値が 1 になるように、以下のレジストリ変数を作成または設定する必要があります。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Policies¥
System¥LocalAccountTokenFilterPolicy
これが必要なのは、Windows Vista または Windows 2008 におけるユーザ アカウント管理(UAC)が、ローカル ユーザに対して管理権限を自動的に付与しないためです。 これは、ローカル ユーザが管理者グループのメンバであっても必要です。
注: この値を設定すると、結果的に UAC アクセス トークンのフィルタリングが無効化されます。
Windows Vista または Windows 2008 が稼働しているコンピュータに対してローカル管理者アカウントを持っている場合は、この値を設定する意味があります。 ドメイン管理者は、これを変更しても影響を受けません。
Windows Vistaまたは Windows 2008 が稼働しているターゲット コンピュータのファイアウォールが有効(オン)になっている場合は、そのコンピュータへの展開を有効にするために、ファイル共有ポートだけでなく以下のポートも開いている必要があります。
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4104 |
CAM |
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137、138 |
ファイル共有およびプリンタ共有など |
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135 |
dmdeploy |
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139、445 |
ファイル共有およびプリンタ共有など |
それでも展開に失敗する場合は、Windows Vista のファイアウォールの以下の「送信の規則,」を完全に有効にする必要があります。
ポートを開き、 送信規則を有効にした後でも、 展開スキャンによって「 応答がありません 」というエラーが返される場合は、[ スキャン中にターゲットに対して ping を実行しない]設定オプションを True に設定する必要があります。 このオプションは、「 マネージャ¥インフラストラクチャ展開」セクションの設定ポリシーの下にあります。 これにより、スキャン時にターゲットが「マシンは応答しています」とマークされ、展開が続行されます。 これは、展開の正常終了を保証するためのものではなく、ターゲット コンピュータに最初に接続する際に発生する可能性のある問題を回避するための単なる方法です。
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