前のトピック: アプリケーション フレームワーク ユーザ インターフェース次のトピック: ログ


システム トレイ

システム トレイは、CAF (Common Application Framework) などのシステム サービスにユーザがアクセスできるようにするツールです。

システム トレイは、UNIX 以外のオペレーティング システムのデスクトップのタスクバーにアイコンとして表示されます。 アイコンを右クリックすると、ポップアップ メニューから利用できるサービスの 1 つを選択することができます。 必要に応じて、サービスの開始前にユーザ操作がシステム トレイ機能によってさらに要求される場合があります。

システム トレイを利用して使用できるサービス、およびシステム トレイ アイコンがタスクバーに表示されるかどうかは、設定ポリシーによって決定されます。

CA ITCM の実行時に、システム トレイおよびアイコンをコマンド ラインから以下のコマンドを使用して制御することができます。

cfSysTray

システム トレイのステータスが設定ポリシーで[表示]に設定されている場合、システム トレイを開始します。 アイコンがタスクバーに表示されます。

cfSysTray show

システム トレイが開始されていない場合は開始し、ステータスを設定ポリシーで[表示]に設定します。 アイコンがタスクバーに表示されます。

cfSysTray stop

システム トレイを停止します。 システム トレイ アイコンがタスクバーに表示されなくなります。

cfSysTray hide

システム トレイを停止し、ステータスを設定ポリシーで[非表示]に設定します。 システム トレイ アイコンがタスクバーに表示されなくなります。

Linux で CA ITCM システム トレイが機能するようにするには、GIMP Toolkit GTK+ 1.2(最小バージョン)をインストールする必要があります。 GTK は、CA ITCM には同梱されていません。必要なバージョンを www.gtk.org からダウンロードしてください。