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Common Application Framework

DSM の各コンポーネントでは、CAF (Common Application Framework) が使用されます。 CAF は、すべての DSM コンポーネントを 1 箇所で制御できるクロスプラットフォーム サービス コントローラです。

CAF では拡張性に優れたプラグイン モデルを使用して、必要に応じて DSM サービスを動的に提供します。 各 CAF プラグインは、エージェント、スケーラビリティ サーバ、またはマネージャの機能を提供するプログラムです。 CAF プラグインは、CAF 自体の拡張機能となることもあり、スケーラビリティ サーバへの登録やシステム イベントの検出などいくつかの共通サービスを提供します。

通常、CAF はブート時にすべてのプラグインを自動的に起動します。 CAF はプラグインの起動および停止をコマンドラインから要求に応じて、特定の時間に行うことも、スケジューラを使用して定期的に行うこともできます。 CAF を実行するスケジュールされたジョブを指定する方法については、付録の「CAF スケジュール済みジョブ」を参照してください。

CAF はプラグインに、ステータス情報および他のプラグインから送信されるルート メッセージのクエリを行うこともできます。

重要: Windows では、CAF はデフォルトでローカル システム アカウントとしてログオンするようにインストールされます。 セキュリティ上の理由から Net ログオン プロパティを変更する必要がある場合は、インストールの後、Windows の[コントロール パネル]から[管理ツール]、[サービス]を使用して変更する必要があります。 ただし、権限が縮小されたアカウントに変更することによって、予期しない動作が発生したり、CA IT Client Manager の機能が低下する場合があります。