エージェントはサポートされているすべての動作環境上のすべての管理対象エンド システムに存在し、各エージェントが個々のタスクを実行します。
エージェントが ITCM マネージャに登録されている場合、ホスト UUID は、コンピュータを MDB 内の既存のコンピュータ レコードに照合するために使用される主な属性です。 ホスト UUID に一致がない場合、ホスト名および MAC アドレスがコンピュータの照合に使用されます。
ホスト名および MAC アドレスの一致が見つかった場合は、コンピュータのホスト UUID が変更されたことを意味します。 たとえば、OS の再インストールでは、それぞれのコンピュータのホスト UUID が変更されます。 コンピュータ レコードは新しいホスト UUID で更新され、[クラッシュ後の再インストール](RAC) Software Delivery ジョブ コンテナが作成されます。
ホスト名および MAC アドレスの一致が見つからない場合、新しいコンピュータが作成され、[クラッシュ後の再インストール]ジョブ コンテナは作成されません。
場合によっては、既存レコードに照合する代わりに、重複するコンピュータが作成されることがあります。 このような場合に対応するため、ホスト名および MAC アドレスの一致アルゴリズムが改善されました。 以前は、プライマリ MAC アドレスのみを使用して既存の MAC アドレスとの照合が行われていました。 現在は、すべての標準 MAC アドレスのセットを使用して照合が行われます。 誤った一致を避けるため、標準 MAC アドレスには、VPN からのアドレスなどの一時的な MAC アドレスは含まれません。
以下の表は、ホスト UUID、ホスト名、または MAC アドレスのいずれかが変更された場合に、新しいコンピュータが作成されるケース、および既存のコンピュータに照合されるケースについて簡単に示しています。
注: ハイフン(-)が記載されている場合は、システムが変更の検出を無視することを示します。
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ホスト UUID の変更 |
ホスト名の変更 |
標準 MAC の全変更 |
プライマリ MAC の変更 |
新規アセットの作成 |
RAC |
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N |
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N |
N |
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Y |
N |
N |
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N |
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Y |
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N |
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Y |
Y |
Y |
N |
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Y |
Y |
- |
- |
Y |
N |
注: 仮想マシンのある環境(例: XenServer、Hyper-V、ESX)の場合、管理者は、ドメイン スペース内の各仮想マシンが一意の MAC アドレスを持っていることを確認する必要があります。
注: コンピュータがあらかじめ登録されている場合、管理者は、標準 MAC アドレスが入力されていることを確認する必要があります。
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