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msiexec の追加プロパティ

以下のプロパティは、CA Technologies が提供する MSI インストール パッケージのすべてに共通するものです。

CA

ターゲット システム上のインストール ディレクトリ

例: C:¥Program Files¥CA

CONFIGDATA_LOCATION

設定ストア(comstore)などのパッケージの設定データのインストール ディレクトリ。

デフォルト: 製品のインストール ディレクトリ。

例: C:¥Program Files¥CA¥DSM

SHAREDCOMPONENTS

パッケージの共有コンポーネントのインストール ディレクトリ

例: C:¥Program Files¥CA¥SC

注: パッケージがいったんインストールされると、これらの共通プロパティの値は、後からインストールされるほかのパッケージに対して固定されます。

各 MSI インストール パッケージに対して、さらに以下のプロパティを使用することができます。

DSM_LANGUAGE

CA IT Client Manager インストールの言語を指定します。 指定可能な値は、enu (米英語)、 deu (独語)、fra (仏語)および jpn (日本語)です。

サポートされている CA IT Client Manager のすべての言語バージョン用のファイルがインストールされますが、実際のインストールの言語としては DSM_LANGUAGE で指定されている言語が使用されます。

デフォルト: 空(NULL)。 この場合、インストーラはシステムのデフォルト ロケールを使用します。 システムのデフォルト ロケールがサポート対象外のロケールの場合は、 enu (米英語)が使用されます。

注: DSM_LANGUAGE は、インストール ウィザードのダイアログ ボックスの言語を指定しません。

REBOOT

説明

REALLYSUPPRESS

再起動が必要な場合、このプロパティによって抑制されるため、手動で再起動を実行する必要があります。

ALLUSERS

説明

0

特定のユーザ用にインストールします。

1

すべてのユーザ用にインストールしますが、ユーザにはコンピュータの管理者としてのアクセス権限が必要です。

2

ユーザが管理者としてアクセス権限がある場合には、すべてのユーザ用にインストールしますが、それ以外の場合は、特定のユーザ用にインストールします。

注: MSI コマンド ラインを使用して DSM コンポーネントを直接インストールしている場合は、ALLUSERS=1 を設定して、マネージャの Software Delivery または Software Deployment 機能を使用して後でアップグレード、アンインストール、または再インストールを行うことができるようにする必要があります。 パラメータをこのように設定しなかったり、パラメータを空のままにしたりした場合、コンポーネントは、それを最初にインストールする特定のユーザに対して登録されるため、マネージャ機能を使用して管理することができません。

ARPSYSTEMCOMPONENT

このプロパティを設定すると、Windows の[コントロール パネル]の[プログラムの追加と削除]のリストにアプリケーションが表示されません。 このプロパティは、Windows 2000 および Windows XP 以前のオペレーティング環境には影響を与えません。

CAF_INSTALL_SERVICE

説明

0 | 1

システムに最初にインストールする MSI パッケージは 1 にする必要があります。 それ以外の場合は、0 を指定できます。

CAF_START_SERVICE

説明

0 | 1

システムに最後にインストールする MSI パッケージでは 1 にする必要があります。 それ以外の場合は、0 にする必要があります。

FIPS_MODE

説明

1

‑FIPS 推奨モード(デフォルト)で CA ITCM をインストールします

2

‑FIPS のみ モードで CA ITCM をインストールします