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FIPS 推奨モードに切り替える方法
まれに、インフラストラクチャを FIPS のみモードに切り替えた後に、CA ITCM が、レガシー エージェントなどの FIPS に準拠していないコンポーネントと通信する必要が生じる場合があります。 FIPS のみモードには後方互換性がないので、再度 FIPS‑ 推奨モードへ切り換える必要があります。
以下のプロセスでは、インフラストラクチャを FIPS‑ 優先モードに切り替える手順について説明します。
注: エンタープライズ マネージャに関連する手順が適用されるのは、環境内に CA ITCM エンタープライズ マネージャがある場合のみです。
- エンタープライズ マネージャ上のデフォルトの設定ポリシーを変更して、FIPS 推奨モードに切り替えます。
注: カスタム設定ポリシーを使用して FIPS モードを変更することはお勧めしません。
- エンタープライズ マネージャ上のイベント ログをチェックして、ポリシーがすべてのドメイン マネージャに正常にレプリケートされたことを確認します。
- エンタープライズ マネージャがない場合は、すべてのドメイン マネージャ上のデフォルトの設定ポリシーを変更して、FIPS 推奨モードへ切り替えます。
注: FIPS モードが有効になるように、CAF を再起動します。 CAF に対して変換ユーティリティを実行するには、少なくともその前に、エンタープライズまたはドメイン マネージャ上で CAF を再起動しておく必要があります。そうしないと、変換ユーティリティが失敗します。
- エンタープライズ マネージャ上で変換ユーティリティを実行して、グローバル OSIM パラメータを後方互換の形式に変換します。
- エンタープライズ マネージャ上のイベント ログをチェックして、ポリシーがすべてのドメイン マネージャに正常にレプリケートされたことを確認します。
- ドメイン マネージャ上で変換ユーティリティを実行して、ローカル OSIM パラメータを後方互換の形式に変換します。
関連項目:
サポートされている FIPS モード
変換ユーティリティの実行
FIPS モードを変更する設定ポリシーの変更
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