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クラッシュ後の再インストール

Software Delivery は、クラッシュ後の再インストール(RAC)機能を自動的に呼び出し、コンピュータのステータスをリストアします。 これは、新しい OS のインストールが Software Delivery エージェントにレポートされたときに発生します。 データベースに格納されているコンピュータのジョブ履歴に従って、以前に存在していたすべてのソフトウェアが再インストールされ、設定されます。 RAC 中は、コンピュータがロックされ、ほかのジョブを開始できません。

RAC では、以下のオプションを使用できます。

自動 - RAC ジョブ コンテナを作成し、配信を開始します

このオプションを使用すると、RAC を完全に自動化できます。 新しい OS のインストールがレポートされると、RAC ジョブ コンテナが作成され、配信されます。

遅延 - RAC ジョブ コンテナを作成した後、確認のため待機します(デフォルト オプション)

このオプションを使用すると、作成された RAC ジョブ コンテナをレビューしたり、変更したりできます。 RAC ジョブ コンテナを手動で起動する必要があります。

無効 - RAC を自動化しません

このオプションにより、RAC の自動化が無効になります。 新しい OS のインストールがレポートされると、コンピュータのインストールは削除可能として認識されます。

上記の設定は、このドメイン マネージャのすべてのターゲットの共通ポリシーを反映します。 このポリシーは、[ターゲットのプロパティ]ダイアログ ボックスで個別に上書きできます。

すでに使用されてないソフトウェア バージョンが登録されている場合、インストール プロシージャの[RAC オプションから除外]オプションをオンにすることで、それを RAC から除外できます。