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TACL の定義

[アクセス制御]タブ ページを使用して、時間アクセス制御リスト(TACL)を定義します。 以下の手順の最後で例を挙げます。

TACL を定義するには、以下の手順に従います。

  1. [状態]ドロップダウン リストから[有効]を選択します。 (デフォルトは[無効]です。)

    時間ベースのアクセス制御は有効です。

  2. [名前]フィールドに TACL の名前を指定します。
  3. [時間範囲]ドロップダウン リストから時間範囲を選択してこの TACL と関連付けます。
  4. [アクセス タイプ]ドロップダウン リストからアクセス タイプを選択します。 有効な値は、許可と拒否です。

    デフォルト: 許可

  5. [イベント]フィールドでは、これらの操作、またはこの TACL が提供される先のイベントに対して、適用可能なチェック ボックスを選択します。

    有効なオプションには、認証済み接続、サーバ登録、ルータ登録、マスタ ルータ登録、サーバ クライアント登録、マネージャ クライアント登録、エージェント接続、エージェントのルータへの接続、および名前のルックアップ、があります。

    注: ENC イベントの詳細については、「実装ガイド」の「拡張ネットワーク接続(ENC)ゲートウェイ」の章を参照してください。

  6. [セキュリティ プリンシパル]グループ ボックスに以下のポリシーの値を指定します。
    一致タイプ

    [時間アクセス制御エントリ(TACE)]でセキュリティ プリンシパルのタイプを選択します。 有効な値は、完全一致、パターン一致、およびレルムです。

    デフォルト: パターン一致

    レルム

    レルムが[一致タイプ]フィールドで選択されている場合、指定したセキュリティ プリンシパルに関連付けられたレルムを選択します。

    URI

    [一致タイプ]フィールドで「パターン一致」または「完全一致」が指定されている場合は、ソース URI を指定します。 このフィールドでは、大文字小文字が区別されません。

  7. [保護されたオブジェクト]グループ ボックスの以下のポリシーに値を指定します。
    一致タイプ

    保護されているオブジェクトのタイプを選択します。 有効な値は、完全一致、パターン一致、およびレルムです。

    デフォルト: パターン一致

    レルム

    レルムが[一致タイプ]フィールドで選択されている場合、指定した保護されたオブジェクトに関連付けられたレルムを選択します。

    URI

    [一致タイプ]フィールドで「パターン一致」または「完全一致」が指定されている場合は、ターゲット URI を指定します。 このフィールドでは、大文字小文字が区別されません。

  8. [追加]をクリックします。

    TACL は、[アクセス制御]テーブルに追加されます。

  9. (オプション)[アクセス制御]テーブルで TACL を選択し、[削除]をクリックしてその TACL をリストから削除します。
  10. (オプション)[ローカル]をクリックして、このアクセス制御設定ポリシーを[ローカル管理]に設定します。
  11. (オプション) [デフォルト]をクリックして、アクセス制御設定ポリシーをオリジナルのデフォルト値にリセットします。
  12. [確認]をクリックして、データをコミットせずに入力したデータの検証を即時実行します。
  13. クロス フィールドまたはクロス テーブルの検証が正常に終わったら、[適用]をクリックします。
  14. [IP アドレス]タブをクリックします。

アクセス タイプ

イベント

セキュリティ プリンシパル URI またはレルム

セキュリティ プリンシパル一致タイプ

保護されたオブジェクト URI またはレルム

保護されたオブジェクト一致タイプ

説明

許可

認証接続

Comp09

完全一致

Comp08

完全一致

comp09 の comp08 への接続を許可します。

拒否

認証接続

Hua0[123]

パターン一致

Comp09

完全一致

Hua01、Hua02、および Hua03 の comp09 への接続を拒否します。

拒否

AgentConnect
ManagerNameLookup

sunrealm

レルム

myrealm

レルム

sunrealm のノードを拒否して myrealm にアクセスします。