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識別情報の指定

[識別]タブを使用すると、エージェント上で検出された仮想アプリケーション イメージを識別するための識別パラメータまたはソフトウェア定義を指定できます。 Asset Management エージェントは、これらのパラメータを使用して仮想アプリケーションを検出および監視します。

識別パラメータを自動的に指定するには、以下の手順に従います。

  1. 識別パラメータを自動的に指定するには、[検出]をクリックします。

    標準の[フォルダの参照]ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. 仮想アプリケーション イメージを含んでいるディレクトリ フォルダか、または VMware ThinApp イメージの場合は仮想アプリケーション イメージによって使用されるファイルを選択します。
  3. [OK]をクリックします。

    [識別]タブ ページに関連パラメータが読み込まれます。

  4. 必要に応じて、これらの認識パラメータを変更します。

識別パラメータを手動で指定するには、以下の手順に従います。

  1. [ファイル名]フィールドに、仮想アプリケーション イメージのメイン ファイル名を入力します。

    VMware ThinApp イメージの場合、これは通常 .dat または.exe ファイルです。 VMware ThinApp アプリケーションに複数のファイルが含まれている場合、メイン データ コンテナのファイル名を入力する必要があります。これはセット内で最も大きいファイルなので簡単に識別できます。

    Microsoft App-V (旧 SoftGrid)イメージの場合、これは通常 .sft ファイルです。

  2. [イメージ タイプ]ドロップダウン リストからイメージのタイプを選択します。 CA ITCM は、現時点では仮想アプリケーション イメージ タイプとして ThinApp および App-V をサポートしています。
  3. (オプション) [ファイル サイズ範囲に一致]オプションを選択し、ステップ 1 で入力したメイン イメージ ファイルの最小および最大ファイル サイズを該当のフィールドに入力します。

    検出されたイメージのファイル サイズがこの範囲以内の場合のみ、そのイメージがこの仮想アプリケーション イメージ定義として認識されます。

  4. (オプション、ThinApp のみ)[前回の修正日付/時間範囲に一致]を選択し、ステップ 1 で入力した ThinApp イメージ ファイルの最も早い変更日時と最も遅い変更日時を入力します。

    検出されたイメージの最終変更日時がこの範囲以内である場合のみ、そのイメージがこの仮想アプリケーション イメージ定義として認識されます。

  5. (オプション、ThinApp のみ)[関連実行ファイル]リスト ビューに、アセット スキャン中に検出されたときに「不明」リストから除外する必要がある 特定の ThinApp イメージに関連するすべてのファイルをすべて入力します。 たとえば、ThinApp パッケージの場合はすべてのショートカット.exe ファイルを入力します。

    注: 各ファイルは別個の行に登録する必要があります。 Enter キーを押すと、次の行にカーソルが移動します。

  6. (オプション、App-V のみ)[パッケージ GUID]オプションを選択し、App-V のパッケージ GUID を以下の形式で入力します。ここで X は任意の 16 進数(0-9、A-F)です。 XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX

    この値は、MS App-V シーケンサから取得できます。 正確なシグネチャ一致を保証するために、この値を指定することをお勧めします。

  7. (オプション、App-V のみ)[バージョン GUID]オプションを選択し、App-V の現在のバージョン GUID を次の形式で入力します。ここで X は任意の 16 進数(0-9、A-F)です: XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX

    この値は、MS App-V シーケンサから取得できます。 ストリーム配信 App-V パッケージのバージョンを識別するには、バージョン GUID を入力する必要があります。

注: App-V パッケージをクライアントにストリーム配信する場合は、パッケージ GUID を使用して、ダウンロードするパッケージが特定されます。 App-V ストリーミング サーバで使用可能な最新バージョンのパッケージがクライアントにストリーム配信されます。 クライアントが App-V パッケージにアクセスするまで、ストリーム配信されるパッケージの正確なバージョンは特定できません。 この場合、パッケージ URL のファイル名に基づいて、元のパッケージのバージョンが検出されます。 クライアントが初めてパッケージにアクセスした時点で、正確なパッケージ バージョンが検出されます。 App-V クライアント キャッシュからパッケージが削除された場合、再度パッケージにアクセスするまで、バージョン情報は失われます。 このため、マイナーなパッケージ更新の場合には、App-V パッケージのコンテンツを基本的には変更しないことをお勧めします。 たとえば、パッケージ ソフトウェアを完全に新しいバージョンにアップグレードする場合、既存パッケージを更新する代わりに、新しい App-V パッケージを作成するようにします。