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SS 用の一括更新設定ポリシーの設定

スケーラビリティ サーバの一括更新設定ポリシーを設定できます。 これらのポリシーを使用すると、一括更新モードを有効にし、一括更新の間隔、および単一メッセージに含めるメッセージの最大数を指定できます。 これらのポリシーの設定を最適化すると、特に複数のスケーラビリティ サーバを使用するシナリオでインストール マネージャのパフォーマンスを向上させることができます。 したがって、これらのポリシーを該当するすべてのスケーラビリティ サーバに適用して、それらがメッセージを一括送信できるようにしてください。

一括更新設定ポリシーを設定するには、以下の手順に従います。

  1. [コントロール パネル]-[設定]-[設定ポリシー]- ポリシー名 -[DSM]-[Software Delivery]-[スケーラビリティ サーバ]に移動します。

    設定ポリシーのリストが表示されます。

  2. 以下のポリシーをダブルクリックし、[プロパティの設定] ダイアログ ボックスに適切な値を入力します。
    一括更新: 一括更新モードで実行

    スケーラビリティ サーバを一括更新モードで実行するかどうかを指定します。 この値は、[はい]または[いいえ]に設定できます。 [はい]に設定すると、一括更新モードが有効になります。 スケーラビリティ サーバは、スケジュール時刻まで、または sd_sscmd bulkupdate コマンドの手動実行まで、すべてのジョブ ステータス メッセージおよびソフトウェア レコードをキャッシュします。

    デフォルト: はい

    注: 一括更新モードを有効にした(値を[はい]に設定した)場合、ジョブ ステータスまたはソフトウェア レコード メッセージの更新中に遅延(最大待機時間を上限とする)が発生する場合があります。 その理由は、スケーラビリティ サーバが一括更新のためにメッセージをキャッシュするからです。

    一括更新: 一括更新間で待機

    2 つの一括更新の間隔を分単位で指定します。 このポリシーは、[一括更新: 一括更新モードで実行]モード ポリシーが[はい]に設定(一括更新モードが有効化)されている場合にのみ適用されます。

    デフォルト: 5

    制限: 1 から 360

    一括更新: 単一のメッセージに含めて送信するソフトウェア検出/ジョブ レコードの最大単位

    単一のメッセージの本文に含めるソフトウェア検出レコードおよびソフトウェア ジョブ レコードの最大数を指定します。 たとえば、デフォルト値の 50 は、50 単位のソフトウェア検出レコードおよびソフトウェア ジョブ レコードが単一のメッセージに含まれることを表します。 このポリシーは、[一括更新: 一括更新モードで実行]モード ポリシーが[はい]に設定(一括更新モードが有効化)されている場合にのみ適用されます。

    デフォルト: 50

    制限: 5 ~ 500

    一括更新: メッセージ中のジョブ結果の最大数

    単一のメッセージの本文に含めるジョブ結果メッセージ(処理中および完了)の最大数を指定します。 たとえば、デフォルト値の 300 は、300 件のジョブ結果メッセージが単一のメッセージに含まれることを表します。 このポリシーは、[一括更新: 一括更新モードで実行]モード ポリシーが[はい]に設定(一括更新モードが有効化)されている場合にのみ適用されます。

    デフォルト: 300

    制限: 50 ~ 5000

  3. [OK]をクリックします。

    一括更新ポリシーが設定されます。

関連項目:

ステージ チェックとバルク更新の設定に基づく SS の動作

データベース トランザクションを最適化する方法

IM 用の最適化されたトランザクション設定ポリシーの設定