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dmsweep ターゲット クレデンシャル ファイル

ターゲット クレデンシャル ファイルを使用すると、ターゲットおよびそのパスワードを 1 箇所で指定できます。 このファイルは、1 行ごとに 1 セットのターゲットを指定する形式です。

ファイル内では、/ip、/toip、/uri、/domain、/tu、/tp、および /query オプションを任意の順序で使用できます。 ターゲットを省略してユーザ名およびパスワードを指定すると、これらはデフォルトのユーザ名およびパスワードになります。デフォルトにしないようにするには、少なくとも 1 つターゲットを指定する必要があります。 デフォルト値は、ターゲットのあるどの行でも使用できますが、/tu または /tp、あるいはその両方のオプションと共には使用できません。 /tu または /tp オプションに値がない場合は、値の入力が要求されます。 /tu(または /tp)オプションがない場合、デフォルトのユーザ名(またはデフォルトのパスワード)が使用されます。 空白のパスワードは /tp オプションまたはデフォルトのパスワードがない場合に使用されます。

注: ターゲットのクレデンシャル ファイルでは、暗号化されたパスワード オプション /ep を使用することもできます。

ファイルのエントリの例を以下に示します。

/ip <machine1,machine2> /tu /tp
/tu defaultUser /tp defauLtPassword
/ip 130.119.3.* /tu administrator /tp pass3472773
/ip 130.119.9.5 /toip 130.119.9.12 /tu administrator /tp

ターゲット クレデンシャル ファイルを使用すると、実際の展開ジョブを開始する前に、展開を「オフライン」で計画することができます。 イベントまたはほかの外部要因に対して外部ファイルを生成して、事前に定義された時間に展開プロセスに送信できます。 たとえば、異なる会社の部門または事業所などに関連するクレデンシャル ファイルのファミリを作成することにより、ネットワークの異なる「エリア」への展開も指定できます。

ターゲット クレデンシャル ファイルでは、dmsweep コマンド ラインと類似した構文を使用します。これにより、整合性が保たれ、また将来のバージョンで追加機能を提供するために(新しいオプションの構文で)簡単に拡張できます。