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dmsweep packages

dmsweep packages サブコマンドでは、指定された展開マネージャ上で展開可能なパッケージの一覧が表示されます。

「packages」は「pack」に短縮できます。つまり、「dmsweep pack」というコマンドを使用できます。

サブコマンドの形式は、以下のとおりです。

パッケージ 
[/manager <manager_machine>] 
[/musername <manager_username> /mpassword <manager_password>] 
[/mfilename <manager_filename>]
/manager

パッケージ リストの取得元のマネージャの名前を指定します。 /manager を省略した場合は、現在のマシンと見なされます。

/musername

マネージャ コンピュータのユーザ名を指定します。

<manager_username> を指定せずに /musername を入力した場合、ユーザ名の入力を要求するプロンプトがユーザに表示されます。

/mpassword

マネージャ コンピュータのパスワードを指定します。

<manager_password> が指定されていない場合は、dmsweep によって値の入力を求めるプロンプトが表示されます。

注: /musername と /mpassword のどちらも、/manager を指定せずに指定することはできません。

/mfilename

マネージャの名前およびマネージャのユーザ名とパスワードの詳細をファイルから参照できます。

マネージャに認証が必要であり、/mfilename が指定されている場合は、<manager_filename> が検索されます。 マネージャのエントリが存在する場合は、ファイルのクレデンシャルが使用されます。エントリが存在しない場合には、<manager_username> および <manager_password> が使用されます。 ファイル <manager_filename> には各行に 1 つのマネージャが記載されており、マネージャのマシン名、ユーザ名、およびパスワードが以下のように含まれています。

manager1 username1 password1
manager2 username2 password2
* username3 password3

マネージャ名に「*」が付けられているエントリは、デフォルトのクレデンシャルを示しています。このクレデンシャルは、ファイルに明示的に記載されていないすべてのマネージャで使用されます。

/mpassword オプションを指定し、かつ <manager_password> を省略した場合は、コマンド実行時にパスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます。

例:

dmsweep コマンド ライン ユーティリティの使用方法の例を以下に示します。 パッケージ番号、ターゲット コンピュータ、およびマネージャ マシンなどの値を適切な値に置き換えます。

ローカル マシン上で展開可能なパッケージを一覧表示するには、以下のいずれかを入力します。

dmsweep packages
dmsweep pack

コマンドからの出力が表示されます。 以下の抜粋は出力例の一部です。後続のコマンドの /packagenumber(または /pn)オプションで使用できるパッケージ番号が表示されています。

ASTEROID で展開マネージャと通信します。
New job id is 13191950.
パッケージ リストを取得しています。
展開マネージャ ASTEROID に、5 つのパッケージが見つかりました。

..Package 1:		
....製品.....: CA DMS
....パッケージ.....: Agent + Asset Management Plugin
....バージョン.....: 11.1.8124.2426
....プラットフォーム....: Windows_x86
    言語: ENU
....説明.: Asset Management プラグインでエージェントを展開します。
....コマンド.....: AgtAM.msi"  AGENT_SERVER=$1$ ALLUSERS=1 ENSURE_CAF_STOPPED=1 CAF_COMMON_CONFIG=1 CAF_INSTALL_SERVICE=1 CAF_START_SERVICE=1 /qn /l*v %TEMP%¥ITRMSetupAgtAM.log EXITFILE=$E$ $2$
....UNIX コマンド : installdsm" -r $P$/install.rsp /REXITFILE=$E$ /RITRM_SERVER=$1$ $3$

....パラメータ 1 : 接続するスケーラビリティ サーバのアドレスを入力してください	
....正規表現検証 : ^[^<>`~!/@¥#}$%:;)(_^{*=|'+]{1,255}$
....パラメータ 2 : 追加の Windows インストール オプションを入力してください	             
....正規表現検証 : .*

..Package 2:		
........
........:

出力例では、パッケージ 1 の 2 つのパラメータが示されています。 このパッケージを展開対象に選択した場合は、/pparams オプションを使用して、2 つのパラメータを指定する必要があります。 パラメータの値を区切るには、カンマを使用します。

たとえば、以下のコマンドを使用して、展開にパッケージ 1 を選択できます。

dmsweep deploy /pn 1 /ip 192.0.2.5.9 /pparams <myserver>,”CA=D:¥DSM”

このコマンドで、パラメータ 1(スケーラビリティ サーバのアドレス)には <myserver> が設定されます。パラメータ 2(Windows インストール オプション)の値は「CA=D:¥DSM」で、パッケージをデフォルト以外の場所にインストールすることが要求されます。

パラメータは、DSM エクスプローラを使用してパッケージを展開すると、DSM エクスプローラの[エージェントの設定]ページの 3 つのフィールドにそれぞれ表示されます。

正規表現検証の文字列には、関連するパラメータで有効な文字の範囲を指定します。 検証文字列が「.*」の場合は、パラメータの値に構文上の制限がないことを意味します。