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dsmPush コピー スクリプト - パッケージをライブラリにインポートします

dsmPush コピー スクリプトにより、指定した製品および動作環境の一連のパッケージが、ローカル システム上のインフラストラクチャ展開ライブラリ、または Software Delivery ライブラリにインポートされます。

注: dsmPush スクリプトの使用法を見るには、dsmPush スクリプトで単一の疑問符をパラメータとして使用します。 スクリプトは以下のように CD イメージから実行する必要があります。

Windows の場合、ポップアップ メッセージ ボックスに使用法が表示されます。Linux の場合、標準出力(stdout)に使用法が印刷されます。 使用法はパラメータ エラーが発生した場合に自動的に表示されますが、dsmPush で -silent パラメータが使用されている場合は使用法は表示されません。

-I "imagelocation"

イメージのルート ディレクトリを指定します。 デフォルトは dsmPush.dms スクリプトの場所です。

operating_environment

次のオプションのいずれかを使用して、インポートするパッケージの動作環境を指定します。

-win

Windows プラットフォーム

-linux

Linux プラットフォーム

-sun

Sun Solaris プラットフォーム

-ibm

IBM AIX プラットフォーム

-hp

HP UX プラットフォーム

-mac

MAC OS X プラットフォーム

-unixware

SCO UnixWare プラットフォーム

製品

インポートされた各エージェント パッケージに含まれている製品の組み合わせを指定します。 有効な値は以下のとおりです。

-am

Asset Management

-rc

Remote Control

-sd

Software Delivery

registration

パッケージがインポートされるライブラリを指定します。 有効な値は以下のとおりです。

-REGDM

ローカル システム上のインフラストラクチャ展開ライブラリにインポートされるパッケージを指定します。

-REGSD

Software Delivery ライブラリにインポートされるパッケージを指定します。

登録用に何も指定しない場合、パッケージは両方のライブラリにインポートされます。

-P {list_of_languagepackages}

インポートする言語パッケージを指定します。

list_of_languagepackages はスペースのないカンマ区切りのリストであり、次のオプションを使用して言語パッケージを指定できます。

nls

多言語パッケージ

enu

英語(アメリカ)パッケージ

chs

中国語(簡体字)パッケージ

deu

ドイツ語パッケージ

esn

スペイン語パッケージ

fra

フランス語パッケージ

jpn

日本語パッケージ

kor

韓国語パッケージ

注:

これは公表時にサポートされている言語の完全なリストですが、後に追加される可能性があります。

nls は互換性を保つ目的でのみ提供されています。 enu と組み合わせた場合のみ使用してください。 nls オプションは、フランス語(fra)、ドイツ語(deu)、および日本語(jpn)の 3 つの言語を表しています。

nls を指定すると、古いスタイルの NLS パッケージがライブラリにコピーされます(Windows のみ)。

例:

-P deu,fra,kor 

ドイツ語、フランス語、および韓国語のいずれかで動作するよう設定できるパッケージがインポートされます。

-P enu 

英語のみをベースとするパッケージのみがコピーされるよう指定します。

-L {enu|chs|deu|esn|fra|jpn|kor}

インフラストラクチャ展開ウィザードおよび Software Delivery の登録情報によって使用される言語を指定します。 これは通常、CA ITCM ドメイン マネージャが実行されている言語です。 一覧表示されているオプションのいずれかを使用して、言語を指定できます。 -L パラメータがない場合、デフォルトで enu (英語)が使用されます。

例: -L deu

-single

1 つのパッケージ(エージェントまたは言語パッケージ)のみが、Software Delivery ライブラリおよび Infrastructure Deployment ライブラリに強制的にインポートされるようにします。 通常インポートされるその他の追加的なパッケージは省略されます。 これは、指定された各動作環境、または、operating_environment パラメータがない場合、すべての動作環境に適用されます。

複数の動作環境が指定されている場合、単一のパッケージではなく、各動作環境につき 1 つのパッケージがインポートされます。

例:
-single -P chs

中国語パッケージがインポートされます。

-single -am

Asset Management エージェント パッケージ(英語のみ)がインポートされます。

-single -am -rc -P deu,fra

マージされた英語、ドイツ語、およびフランス語の Remote Control エージェントおよび Asset Management エージェント パッケージがインポートされます。

-silent

dsmPush の進行状況レポートのオンとオフを切り替えます(後方互換性の理由から)。

デフォルトでは、dsmPush には、すでに何が行われたのかをユーザに通知するための進行状況レポートが付いています。 レポートの最初の情報は、ログ ファイルの名前です。 Linux の場合、進行状況レポートは標準出力(stdout)に書き込まれます。Windows の場合、スクリプト インタプリタ ウィンドウに書き込まれます。 このウィンドウは、進行状況レポート スクリプトが完了した 10 秒後に閉じます。

関連項目:

dsmPush -? - 使用法 -