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データベース接続の設定

MDB 管理コンソールは、操作用に MDB データベースを参照するために接続名を使用します。 そのため、MDB 管理コンソールを使用する前に、エクスポートおよびインポート操作に関連する MDB の接続名を定義する必要があります。 これらの接続名は引数として MDB 管理コンソール コマンド ライン インターフェースに提供します。

以下の手順に従います。

  1. .¥cfg フォルダにある mdbac.properties ファイルを開きます。 .¥cfg フォルダは MDB 管理コンソール インストール フォルダにあります。
  2. 「Define the Connections」を検索し、既存のデータベース接続エントリを変更するか、または新しいデータベース接続の新しいエントリを追加します。 以下の形式で新しいデータベース接続文字列を定義します。

    Oracle MDB

    connection.connection_name=jdbc:oracle:thin:@Host:Port:SID
    

    SQL Server MDB

    connection.connection_name=jdbc:sqlserver://Host¥[Instance_name]:Port;DatabaseName=database_name 
    

    SQL Server MDB への信頼された接続を設定するには、以下の形式を使用します。

    connection.mssql-test =jdbc:sqlserver://Host¥[instance_name]:Port;DatabaseName=database_name;integratedSecurity=true
    
    Connection_name

    接続名を定義します。 MDB を参照するために、MDB 管理コンソール CLI にパラメータとしてこの接続名を指定します。

    Host

    MDB をホストするコンピュータの名前を定義します。

    Instance_name

    (オプション)接続するインスタンス名を定義します。

    デフォルト: デフォルト インスタンス

    注: インスタンス名が「n」、「r」、または「t」で始まる場合、これらの文字はエスケープ記号「¥」でプレフィクスを付けると終了記号として働くので、文字の前に「¥」を追加する必要があります。 たとえば、インスタンス名が nonname である場合、接続文字列は以下のようにする必要があります。

    MyMachine¥¥nonname:1488
    

    注: デフォルト インスタンスを使用していても、instance_name パラメータは adjustmdbcfg メソッドに必須です。 デフォルト インスタンス名は「MSQLSERVER」として指定される必要があります。

    Port

    MDB のポート番号を定義します。

    Database_name

    MDB のデータベース名を定義します。

    SID

    MDB の SID を定義します。

    IntegratedSecurity=true

    SQL Server MDB への信頼された接続が必要であることを示します。 adjustmdbcfg メソッドを実行するために SQL Server MDB への信頼された接続が必要です。

    例:

    connection.mssql-test =jdbc:sqlserver://lab_test:1433;DatabaseName=mdb
    
    connection.mssql-test =jdbc:sqlserver://lab_test¥¥MSQLSERVER:1433;DatabaseName=mdb;integratedSecurity=true
    Connection.oracle-test=jdbc:oracle:thin:@lab-test:1521:orcl
    
  3. MDB 管理コンソールへのデータベース接続が機能していることを確認します。 これを実行するには、以下の手順に従います。
    1. コマンド プロンプトを開き、以下のコマンドを使用して MDB 管理コンソールのインストール ディレクトリに移動します。
      cd MDBAC_Installation_Directory
      
    2. 以下のコマンドを実行します。
      mdbac –testcon –target Connection_name -user username –pwd password
      

      データベース接続を確認し、結果を返します。

      例:

      mdbac –testcon –target mssql-test -user ca_itrm –pwd password123
      
      mdbac –testcon –target oracle-test -user mdbadmin –pwd password123
      

    これで MDB 管理コンソール CLI で接続名を使用できます。

関連項目:

MDB 管理コンソール CLI