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Software Delivery への GreenIT レメディエーションの影響

Software Delivery の[電源管理カレンダ]により、指定されたハードウェアを電源オフに設定するときに、管理者が時間範囲を定義できるようになります。 GreenIT 省電力では、省電力設定の定義に使用するのと同じカレンダを使用します。 両方の機能が有効な場合、1 つの機能に対して設定される時間スケジュールが、別の機能にも適用されます。

一時停止やシャットダウンなどの GreenIT 省電力アクションが開始された場合、ユーザに対して省電力ダイアログ ボックスが表示されていると、Software Delivery エージェントは実行されません。 省電力が完了した後、Software Delivery エージェントは、WOL 機能を使用してコンピュータを起動し、Software Delivery ジョブを実行します。

注: [今すぐディスプレイの電源オフ]ダイアログ ボックスが表示されている間、またはディスプレイのオフ操作の進行中に、ソフトウェア配信が実行されます。

ソフトウェア配信中に GreenIT 省電力ジョブが開始されると、自動省電力アクションは、ソフトウェア配信が完了するまで、またはタイムアウトが終了するまで待機します。 この動作は、省電力アクション[今すぐディスプレイの電源オフ]には適用されません。

以下の設定パラメータを使用して、CA ITCM が開始する省電力アクション、またはユーザが開始する電源アクションが、Software Delivery ジョブの進行中に許可されるかどうかを指定します。

CAF: 省電力アクションを許可

Software Delivery ジョブ中に、CA ITCM が開始する任意の省電力アクション(ディスプレイの電源オフは除く)を許可するかどうかを指定します。 このパラメータは、[スタート]メニューから開始されるアクションを制御しません。 また、このパラメータは、Software Delivery ジョブ中に、Windows 電源スキームによって開始されるスリープ アクション、またはハイバネート アクションを防止するかどうかを指定します。

再起動: アプリケーションによるログオフおよび再起動を許可

Software Delivery ジョブの進行中に、ログオフ、再起動、またはシャットダウン アクション(ユーザが開始したアクションを含むが、スリープ、ハイバネート、ディスプレイのオフの各アクションは除く)を許可するかどうかを指定します。

両方のパラメータは、デフォルトでは[はい]に設定されています。 この状態で Software Delivery ジョブが進行中の場合、CA ITCM が開始した省電力アクション(シャットダウン、ハイバネート、またはスリープ)とユーザが開始したシャットダウン アクションの両方を許可しません。 一貫した動作を保証するため、両方のパラメータを同じ値に設定することをお勧めします。 両方のパラメータを[はい]に設定できます。その場合、進行中、またはユーザからの入力を待機中の Software Delivery ジョブが中止され、再起動、ログオフ、またはシャットダウンが実行されます。

[DSM]-[共通コンポーネント]-[CAF]-[一般]で利用可能な以下の設定パラメータの使用することにより、CA ITCM が開始する省電力アクションに対して、延期タイムアウトを設定できます。

CAF: 最大電源アクション延期タイムアウト

省電力アクションを実施する前に、CAF がプラグインの完了を待機する最大時間値を指定します。
デフォルト値は 7200 秒に設定されています。 0 に設定すると、延期タイムアウトは許可されません。

または、Software Delivery ジョブの進行中は、CA ITCM が開始する省電力アクションを延期できます。

次の手順に従ってください:

  1. [DSM]-[共通コンポーネント]-[CAF]-[一般]-[CAF 電源アクションの延期]に移動します。
  2. [CAF プラグイン: Software Delivery エージェント]パラメータを[有効]に設定します。

注: Asset Management については、[CAF プラグイン: Asset Management エージェント]パラメータを有効に設定します。 このパラメータを有効にすると、Asset Management ジョブの進行中は、CA ITCM が開始する省電力アクションが延期されます。

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