セキュリティの検索

デフォルト検索を使用して、リポジトリ内のオブジェクトを検索できます。たとえば、デフォルト検索を使用して、アセット、モデル、連絡先などを検索できます。デフォルト検索のセキュリティでは、すべてのユーザおよび設定がデフォルト検索を使用できます。この検索を使用して、追加のユーザ定義検索を作成できます。

ユーザ定義の検索では、以下のセキュリティ情報を考慮してください。

役割と設定に割り当てられているすべてのユーザは、その役割と設定に割り当てられたユーザ定義検索とデフォルト検索を使用できます。ただし、デフォルト検索で表示される検索結果には、CA APM 管理者が非表示にして保護している情報とフィールドは表示されません。
ユーザインターフェースを設定して、検索で使用するフィールドへのアクセスを制限したり、検索で使用する拡張フィールドを削除したりすると、検索は無効になります。その結果、役割と設定に関連付けられているユーザは検索を使用できなくなります。
検索を管理する際、無効な検索とアクティブな検索が一緒に表示されます。無効な検索を使用しようとすると、メッセージが表示されます。無効な検索の問題を解決し、検索を再度有効にする場合は、CA APM 管理者にお問い合わせください。
検索が無効になると、デフォルト検索がなくなる場合があります。検索しようとすると、メッセージが表示されます。 CA APM 管理者に問い合わせて、デフォルト検索の割り当てを依頼してください。または、新規検索を保存して、デフォルト検索として設定することもできます。

例：コストセンターおよび総勘定元帳コードによるアセット検索の制限

この例では、組織内のアセットが、特定のコストセンターおよび総勘定元帳コードに割り当てられています。これらの情報は、経費の担当部門を特定し、発注のリリース、配送、および支払いインボイスにコストを割り当てる際に使用します。これらは機密情報のため、リポジトリのアセットを検索するすべてのユーザが利用できるわけではありません。

コストセンターおよび総勘定元帳コードを検索条件と検索結果の両方に追加することで、デフォルトのアセット検索をコピーして、検索を設定できます。新たに設定した検索を保存する際、財務部および調達部門の担当者（すなわち、財務部ユーザの役割に割り当てられたユーザ）のみに検索を割り当てます。財務部ユーザ役割のユーザは、コストセンターおよび総勘定元帳コードに基づいてアセットを検索できるようになります。この役割に割り当てられていないユーザは、これらの情報を使用してアセットを検索することはできません。