前のトピック: 手動マイグレーションの実行次のトピック: 詳細検索のマイグレート


基本検索のマイグレート

リリース 11.3.4 では、ユーザが参照できる検索結果フィールドは、役割ごとにセキュリティ機能に設定されています。 リリース 12.9 では基本検索機能が強化され、詳細検索とより密接に連携しています。 すべてのフィールドを基本検索で使用できます。 リリース 12.9 では、ユーザが検索機能で表示できる検索結果フィールドを設定します。 新しい検索を作成し、設定した検索を保存するときに、特定のユーザ役割および設定を選択することによって検索にセキュリティを適用できます。

デフォルトでは、作成する検索のセキュリティによって、作成者のみが使用できるようになります。 役割および設定を検索に割り当てて、それらの役割および設定に割り当てられているユーザにアクセス権を付与します。

注: 検索の詳細については、「ユーザ ガイド」を参照してください。

これらの変更は、マイグレーション ユーティリティではマイグレートできません。 手動マイグレーション中に基本検索レポートのデータを使用します。

次の手順に従ってください:

  1. 基本検索レポートで検索のオブジェクト タイプを特定します。
  2. CA APM で、検索するオブジェクトのタブおよびオプションのサブタブをクリックします。
  3. 左側で、[新規検索]をクリックします。

    [フィールドの追加]ダイアログ ボックスが表示されます。

    注: オブジェクト タイプによっては、テンプレート、ファミリまたは他の属性を選択して検索範囲を絞り込むように促されます。

  4. 検索結果フィールド レポートを使用して、検索に追加するフィールドを選択します。 リリース 11.3.4 では、これらのフィールドは表示フィールドというラベルが付けられていました。
  5. ダイアログ ボックスの下部にある[フィールドの追加先]領域で、[検索条件と検索結果]を選択します。
  6. [OK]をクリックします。

    フィールドは検索条件と検索結果の両方に追加されます。 [フィールドの追加]ダイアログ ボックスが閉じます。

  7. ページの一番上にある[設定の検索: オフ]をクリックします。

    検索の設定が完了しました。

  8. [検索情報]領域で、検索タイトルおよび他の記述情報(たとえば、カテゴリおよび説明)を入力します。
  9. (オプション)[セキュリティの検索]領域を開きます。
  10. (オプション)[セキュリティの検索]領域で、検索を実行できるユーザ ロールを選択します。

    注: 基本検索レポートで識別されるユーザ ロールを選択することを推奨します。

  11. (オプション)[セキュリティの検索]領域で、検索を実行できる設定を選択します。

    注: 役割も設定も選択しない場合は、検索の作成者のみが検索を実行できます。

  12. [検索条件]領域、および入力した条件フィールドを特定します。
  13. 各[検索条件]フィールドには、フィールド値を入力します。 検索アイコンをクリックして値を検索できます。
  14. (オプション)[追加設定]領域を開いて、他の設定(並べ替えの設定など)を追加します。
  15. [保存]をクリックします。

    検索が保存されます。

  16. [セキュリティの検索]領域でユーザ ロールを選択した場合は、各役割に対して以下の手順を実行します。
    1. [管理]-[ユーザ/役割管理]をクリックします。
    2. 左側の[役割管理]メニューを展開します。
    3. [役割の検索]をクリックします。
    4. 役割を検索および選択します。

      役割の詳細が表示されます。

    5. [デフォルト検索]領域で、[新規に選択]をクリックします。
    6. 先ほど作成した検索を検索します。
    7. 検索を役割のデフォルト検索として割り当てます。
    8. [保存]をクリックします。

      更新した役割が保存されます。