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参照フィールドの定義

独自の参照フィールドを定義してオブジェクトに追加し、製品を拡張したり、ユーザが管理するオブジェクトの情報の入力方法を改善することができます。 参照フィールドを定義するときに、既存のオブジェクトを参照したり、新しいオブジェクトを定義できます。 たとえばアセットを定義する場合、ユーザがアセットの特定の契約条件を選択し、承認済みの総勘定元帳コードを選択するようにしたい場合があります。 この例では、既存のオブジェクトに参照フィールドを定義し、アセットを定義するときにユーザが選択できる契約条件と総勘定元帳コードを標準化します。

重要: 以下の手順は、ウィザードを初めて実行して参照フィールドを定義する場合にのみ有効です。 参照フィールドを定義する前に、参照する以下の情報が存在することを確認します: テーブル名、ラベル、形式(文字、ブール値、通貨、日付、10 進数、または整数)、フィールド名、属性名、フィールド サイズ、フィールドへの入力が必須かどうか。 ウィザードの実行が完了したら、フィールドを追加または削除したり、以前に非表示に設定された参照フィールドを表示したり、参照フィールドを新しいロケーションに移動したりして、参照フィールドを設定できます。

参照フィールドを定義する方法

  1. 設定するオブジェクトのタブおよびオプションのサブタブをクリックします。
  2. 左側の[設定: オン]をクリックします。

    ページの設定が有効になります。

  3. ページの[構成情報]領域で、以下の手順に従います。
    1. 新しいグローバル設定の情報を指定するか、または変更する既存のグローバル設定を選択します。
    2. (オプション)[オブジェクト]ドロップダウン リストで、設定するオブジェクトの一部を選択します。 権限の変更(フィールドの移動権限を拒否するなど)は、オブジェクトのその部分にのみ適用されます。

      たとえば、リーガル ドキュメントを設定する場合は、[オブジェクト]ドロップダウン リストの[リーガル ドキュメント ステータス履歴]を選択します。 オブジェクトの該当する部分(ステータス履歴)に対して、フィールドの移動権限が拒否されます。 権限の変更は、ステータス履歴部分のみに適用され、オブジェクトの他の部分には適用されません。

      重要: グローバル設定用の参照フィールドのみを定義できます。 ローカル設定用の参照フィールドは定義できません。

  4. (オプション)[設定の保存]をクリックして、グローバル設定を作成します。
  5. [拡張の追加]をクリックします。

    ウィザードが表示されます。

  6. [参照フィールド]オプションを選択し、画面の指示に従って参照フィールドの情報を入力します。 以下のフィールドについて説明します。
    オブジェクト ラベル

    参照フィールドの条件と結果にフィールドを追加する場合や、以前に非表示に設定された参照フィールドを表示する場合に、デフォルトの参照フィールドのオブジェクト ラベルを表示します。 このラベルは要件に合わせて変更できます。 たとえば、[Location Extensions]というデフォルトのラベルを[ロケーション]に変更します。

    ラベル

    リスト管理に表示する参照フィールドのラベルを入力します。

    サービス プロバイダ適格

    サービス プロバイダからのフィールド値が参照フィールドに含まれるかどうかを判断します。 このチェック ボックスをオンにすると、参照フィールドに公開データとサービス プロバイダ オブジェクトが含まれます。

    基準の既存オブジェクト

    定義中の参照フィールドが基準として使用する既存のオブジェクトを選択します。

    注: このオプションを選択するときに、そのオブジェクトの参照フィールドはすでに存在し、そのオブジェクトのマルチテナント オプションは適用されています。

    オブジェクト テーブル名

    参照フィールドのデータベース テーブル名を指定します。

    オブジェクト テナンシー

    マルチテナントが有効である場合は、以下のいずれかのオプションを選択して、マルチテナントが参照フィールドに対してどのように機能するかを指定します。

    テナントなし

    テナント属性を使用しないでオブジェクトを定義します。 これらのオブジェクト内のデータはすべて公開データであり、すべてのユーザはテナントのない公開データを作成および更新できます。

    テナント必須

    (DBMS ではなく CA APM によって強制される)null にできないテナント属性でオブジェクトを定義します。 これらのオブジェクト内のデータはすべて、個々のテナントに関連付けられます。パブリック データはありません。

    テナント任意

    null にできるテナント属性でオブジェクトを定義します。 これらのオブジェクトは、「テナントあり」または「パブリック」として作成できます。 テナントのドロップダウン リストでテナントを選択してオブジェクトを作成するとき、そのオブジェクトはテナントのあるオブジェクトになります。 ただし、テナントのドロップダウン リストで[公開データ]オプションを選択するとき、そのオブジェクトはテナントのあるパブリック オブジェクトになります。 1 つのテナントのみを表示する役割が割り当てられているユーザには、データの入力時に[テナント]ドロップダウン リストが表示されません。

    注: マルチテナントが無効である場合は、参照フィールドの[オブジェクト テナンシー]ドロップダウン リストが表示されません。 ただし、[テナント任意]の設定は参照フィールドに適用されます。 製品がこのように動作するのは、マルチテナントが有効である場合に[テナント任意]の設定が参照フィールドに適用されるようにするためです。

  7. [設定の保存]をクリックします。

    そのページの参照フィールドはすべてのユーザに表示されます。 新しいオブジェクトに基づいて参照フィールドを定義する場合、参照フィールドはリスト管理を使用して管理できるリスト アイテムとして表示されます。