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CA SAM 実装用のネット サービス名の設定

ネット サービス名は、データベース ネットワーク アドレスおよびデータベース サービス名にマップされる、Oracle データベース サービスの単純な名前です。 このサービスにより、クライアント サーバは Oracle データベースに接続できます。

CA APM インストールを開始する前に、CA APM 中央設定コントローラ(CCC)サーバおよび Web サーバ上で Oracle ネット サービス名を設定します。 CA SAM サーバ ネット サービス名は CA APM とは関係がなく、CA APM ネット サービス名と同じであっても異なっていてもかまいません。

注: パフォーマンスと拡張性の理由により、CA APM と CA SAM には別々の Oracle インスタンスを推奨します。

注: ネット サービス名がインストールされるサーバにはすべて、Oracle クライアント ツールがインストールされている必要があります。

次の手順に従ってください:

  1. Oracle データベース管理者から以下の情報を入手します。
  2. [スタート]-[プログラム]-[Oracle]-[Configuration and Migration Tools]-[Net Configuration Assistant]をクリックします。

    [Oracle Net Configuration Assistant]ウィンドウが表示されます。

  3. [Local Net Service Name configuration]を選択します。
  4. [Add]を選択します。
  5. Oracle サービス名を入力します。
  6. [TCP]を選択します。
  7. Oracle データベースが配置されている CA SAM データベース サーバのホスト名または TCP/IP アドレスを入力します。
  8. [Use the standard port number of 1521]を選択するか、Oracle データベース サーバのポート番号を入力します。

    Oracle データベースへの接続確認を求められます。

  9. [Yes]を選択し、テストを実行します。

    入力した接続情報を使って、CA APM サーバから Oracle データベースへの接続がテストされます。 Oracle データベース管理システムの有効なユーザ名とパスワードが必要とされるため、テストは失敗します。

  10. [Change Login]をクリックします。
  11. Oracle データベース管理者から提供された Oracle システムのユーザ名とパスワードを入力します。

    CA APM サーバから Oracle データベースへの接続がテストされます。 テストが成功します。

    注: テストに失敗した場合は、Oracle DBMS が動作していることと、接続情報が正しいことを確認します。

  12. Oracle データベースのネット サービス名を入力します。 ネット サービス名には、「サービス名_ホスト名」の形式を使用することをお勧めします。

    別のネット サービス名を設定するかどうかの確認が求められます。

  13. [No]を選択します。

    ネット サービス名は、ローカルの CA APM サーバの tnsnames.ora ファイルに定義および格納されています。