管理者はユーザ インターフェースを設定して、ユーザによるデータの入力、管理、および検索方法を簡略化し、許可されていないタスクをユーザが実行できないようにして、IT アセット管理プラクティスに準拠することができます。 ユーザ インターフェースを設定すると、管理者および設定変更の影響を受けるすべてのユーザに対して、ただちに表示が変更されます。 たとえば、アセット マネージャ以外のすべてのユーザに対して、サイトと会社の情報を参照できないようにする必要があるとします。 そのため、[サイト]タブと[会社]タブを非表示にし、アセット マネージャの役割に割り当てられたユーザのみにそれらのタブを表示するように指定します。
注: アセット、モデル、およびリーガル ドキュメントについては、アセット ファミリ(アセットおよびモデル)とリーガル テンプレート(リーガル ドキュメント)を指定して、固有の設定を定義できます。
ユーザ インターフェースを設定する場合、以下のタイプの設定を使用します。
注: ローカル設定変更はグローバル設定変更よりも優先されます。
グローバル設定では、実装されている CA APM の機能を修正できます。 すべてのユーザや役割ごとに設定を変更する必要がなくなり、使用する実装に応じてページ、オブジェクト、フィールドなどの設定に集中できます。 たとえば、連絡先の管理機能が不要だとします。 この場合、[連絡先]ページでグローバル設定を定義し、この機能をすべてのユーザに対して非表示にして、グローバル設定を保存します。 その結果、グローバル設定を上書きするローカル設定を定義しない限り、どのユーザにも[連絡先]ページは表示されません。
注: 実装のグローバル ユーザ インターフェースを変更しない場合、グローバル設定を定義する必要はありません。 グローバル設定を定義せずにローカル設定を定義することができます。
ローカル設定を使用すると、さまざまなユーザおよび役割の要件とニーズに基づいてユーザ インターフェース ページを設定できます。 たとえば、実装で連絡先の管理機能を非表示にするようにグローバル設定を定義します。 ただし特定の役割のユーザは、連絡先情報を参照して更新できるようにする必要があります。 この場合、[連絡先]ページでローカル設定を定義し、連絡先情報を表示させて、ローカル設定を保存します。 このローカル設定を割り当てられた役割のユーザは、連絡先情報を参照できます。
重要: 役割にグローバル設定を割り当てることはできません。 デフォルトでは、ユーザがログインして役割のセキュリティ権限を判断する際に、グローバル設定が役割に割り当てられます。 役割に割り当てることができるのはローカル設定のみです。
役割をローカル設定に割り当てた場合でも、グローバル設定は常にすべての役割に割り当てられます。 ローカル設定によって上書きされないグローバル設定の権限はすべてその役割に適用されます。 グローバル設定は(システム管理者の役割、uapmadmin を除く)すべてのユーザを対象に製品を設定するために使用されます。 役割ごとに、より詳細なレベルでユーザ インターフェースを設定するには、ローカル設定を追加します。 この場合、すべての役割のすべてユーザに対して、グローバル設定変更に基づき設定されたインターフェースが表示されます。また、ローカル設定に割り当てられたユーザには、さらに変更が加えられたインターフェースが表示されます。
ユーザがローカル設定に割り当てられている場合、そのユーザがログインするとローカル設定がその役割に割り当てられます。
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