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オンデマンド更新について

オンデマンド更新がスケジュールされた更新と異なる点は、即座に実行され、選択されたサーバのみを更新することです。 オンデマンド更新は、一度に 1 つの CA Enterprise Log Manager サーバのみを対象として実行できます。 サブスクリプション クライアント上でオンデマンド更新を実行するには、まずそのプロキシ サーバを更新する必要があります。

通常は、スケジュールされた更新によって、すべてのサーバが最新のバイナリ ファイルで更新され、管理サーバが最新の設定およびコンテンツ ファイルで更新されています。 しかし、単一のサーバに対しては、スケジュールされていない更新を実行する方が適している場合もあります。

以下のような場合は、オンデマンド更新の使用を検討してください。

• サブスクリプション イベントが失敗した場合、または管理サーバに関する警告がレポートされた場合。次に例を示します。

  EEM サーバへの接続に失敗しました。
  

  EEM のコンテンツのインストール中にエラーが発生しました
  

  管理サーバを選択して、［今すぐ更新］をクリックします。 管理サーバがコンテンツ更新用のプロキシとして設定される場合、管理サーバは CA サブスクリプション サーバから新しい更新をダウンロードします。 その後、管理サーバはコンテンツ更新をコンテンツ リポジトリにプッシュします。 このサーバがクライアント用のプロキシとして設定される場合、サーバはそのクライアントに先着順にバイナリ更新を提供します。

  注： スケジュールされた次の更新セッションまで待機することもできます。次の更新セッション時に、未完了の処理が再開されて完了します。

• サブスクリプション イベント失敗のメッセージが、ダウンロードが中断されたことを示していた場合。 ダウンロードが 1 つのプロキシ サーバのみで中断された場合は、オンデマンド更新を実行して、ダウンロードを再試行します。 オンデマンド更新は、エラーの発生直後にエラーが通知された場合に実行することをお勧めします。 プロキシの開始時刻とクライアント開始時刻の間が十分にある場合、そのプロキシから更新を取得するクライアントによってスケジュールされた更新が開始される前に、プロキシのオンデマンド更新を完了できます。
• 新しい CA Enterprise Log Manager をインストールしてプロキシとして設定し、使用する前に最新の更新が適用されていることを確認する場合。
• クライアントが必要とするモジュールがダウンロードするモジュールとして選択されていないことがわかった場合。 しかし、そのモジュールがプロキシによってダウンロード対象のモジュールとして選択されている場合。 クライアントで［今すぐ更新］を実行し、不足している更新をインストールします。
• オフライン サブスクリプション パッケージをダウンロードし、オフライン サブスクリプション プロキシにコピーした場合。 新規ファイルを転送した場合は常にオフライン プロキシ上で手動更新を実行するようにすると、オフライン サブスクリプション クライアントが更新を要求したときにその更新が利用可能であることが保証されます。