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JDBC URL の注意事項

JDBC クライアントを使用して CA Enterprise Log Manager に格納されているイベント データにアクセスする場合、JDBC クラスパスおよび JDBC URL の両方が必要となります。 JDBC クラスパスは、ドライバ JAR ファイルの場所を指定したものです。 JDBC URL は、ロードする際に JAR 内のクラスが使用するパラメータを定義したものです。

以下は、完全な JDBC URL の例です。

jdbc:ca-elm://127.0.0.1:17002;encrypted=1;ServerDataSource=Default;CustomProperties=(querytimeout=600;queryfederated=true;queryfetchrows=1000;offsetmins=0;suppressNoncriticalErrors=false)

以下で、URL コンポーネントについて説明します。

jdbc:ca-elm:

CA Enterprise Log Manager と共に提供されている JDBC ドライバを指定する、プロトコル:サブプロトコルの文字列を定義します。

//IP Address:Port;

アクセスするデータが格納された CA Enterprise Log Manager サーバを表す IP アドレスを指定します。 ポート番号は、通信に使用するポートで、CA Enterprise Log Manager [ODBC サービスの設定]パネルの設定と一致する必要があります。 ポートが一致しない場合、接続の試行は失敗します。

encrypted=0|1;

JDBC クライアントと CA Enterprise Log Manager サーバ間の通信に SSL 暗号化を使用するかどうかを決定します。 デフォルト値は 0 で、暗号化されず、URL 内での指定が必要ありません。 encrypted=1 と設定すると、暗号化が有効になります。 接続の暗号化が明示的に設定されます。 また、この設定は、CA Enterprise Log Manager [ODBC サービス]ダイアログ ボックスで設定したものと一致する必要があります。一致しない場合は、接続の試行は失敗します。

ServerDataSource=Default

データ ソースの名前を指定します。 CA Enterprise Log Manager イベント ログ ストアへのアクセスの場合は、この値を「Default」に設定します。

CustomProperties= (x; y; z)

このプロパティは ODBC カスタム プロパティと同じものです。 明示的に指定しない場合、URL 例で示されたデフォルト値が適用されます。

詳細情報

ODBC データ ソースの注意事項