前のトピック: 手順 5: Win-Admin ユーザとしてのログオン

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手順 6: 許可されたアクションの拡張

Win-Admin ユーザは、この例の手順 2、3、および 4 で定義したポリシーおよびアクセス フィルタに基づいて、データに対する制限付きでシステム アクセス レポートを表示できます。 このアクセス権だけでは、Win-Admin ユーザはレポートのスケジュール、アラートのスケジュール、およびレポートの注釈の追加を実行できません。 これらの操作を実行できるようにするには、Win-Admin を、分析担当者および監査担当者用レポート サーバ アクセス ポリシーと、分析担当者用作成/スケジュール/注釈ポリシーに追加します。 Win-Admin を追加したこれらのポリシーの例は、以下のとおりです。

アクセス フィルタを使用してアクセスを制限したユーザに、ほかのアクションを実行する許可を追加できます。 ほかのポリシーに ID 名を追加するだけです。

Win-Admin がレポートを作成できるようにするには、Win-Admin システム アクセス ポリシーに書き込みアクセス権を追加する必要があります。 これを行うには、Win-Admin システム アクセス ポリシーを開いて編集し、許可されたアクションに「書き込み」を追加する必要があります。

例では、Win-Admin に AppObject への読み取りアクセスを許可しています。

Win-Admin がプロンプトを使用できるようにするには、Win-Admin システム アクセス用のフィルタを変更し、属性「calmTag」が「システム アクセス」か「イベント ビューア」のどちらかと等しくなるように指定します。

フィルタ(calmTag="システム アクセス" OR calmTag="イベント ビューア")を含むポリシーを更新する必要があります。