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FIPS サポートのための既存の CA Enterprise Log Manager サーバおよびエージェントのアップグレード

既存の CA Enterprise Log Manager サーバおよびエージェントは、FIPS サポートのため、サブスクリプション サービスを使用してアップグレードできます。 このアップグレード処理は、以下を前提としています。

以下のプロセスに従って、サーバをアップグレードします。

この図は、FIPS サポート用に CA Enterprise Log Manager サーバおよびエージェントをアップグレードするための手順を示しています。

アップグレードおよび FIPS の有効化には、以下の手順が含まれます。

  1. プライマリ サーバまたは管理サーバを r12.1 SP1 にアップグレードします。

    リモート CA EEM サーバを使用している場合は、FIPS をサポートするリリース レベルであることを確認します。 FIPS サポートのためのアップグレードの詳細については、「CA EEM リリース ノート」を参照してください。

    サブスクリプション モジュールを使用して CA Enterprise Log Manager サーバおよびエージェントの両方をアップグレードするための手順については、「管理ガイド」のサブスクリプションのセクションを参照してください。

  2. r12.1 SP1 との連携内の他のすべての CA Enterprise Log Manager サーバをアップグレードします。
  3. すべてのエージェントを r12.1 SP1 にアップグレードし、必要に応じてコネクタ ログ センサを更新します。

    重要: Windows ホスト上で syslog ログ センサを使用するコネクタを展開した場合は、これらのコネクタ設定をすべて更新し、FIPS モードで実行中に本リリースの最新の syslog センサが使用されるようにする必要があります。 syslog ログ センサを使用する統合の最新のリストについては、CA Enterprise Log Manager 製品統合マトリックスを参照してください。

  4. イベント ログ ストアに対する ODBC および JDBC アクセスを無効にします。
  5. 連携内の CA Enterprise Log Manager セカンダリ サーバごとに、FIPS モードを有効にします。

    エージェントは、エージェントを管理する CA Enterprise Log Manager サーバから動作モードを自動的に検出します。

  6. プライマリ サーバまたは管理サーバ上で FIPS モードを有効にします。
  7. エージェント エクスプローラ ダッシュボードを使用して、エージェントが FIPS モードで実行されていることを確認します。

    エージェントがクエリまたはレポートを使用してイベントを送信していることも確認できます。または、システム ステータス サービス領域で自己監視イベント タブを確認します。

既存のエージェントを r12.1 SP1 にアップグレードする場合、サブスクリプション処理では、デフォルトでエージェントが FIPS 非準拠モードで更新されます。 エージェントを管理する CA Enterprise Log Manager サーバに対しては FIPS モードを設定します。 エージェントは、エージェントを管理しているサーバが FIPS モードであることを検出し、必要に応じて対応するモードで自身を再起動します。 管理者ユーザ権限を持っている場合は、CA Enterprise Log Manager ユーザ インターフェースでエージェント エクスプローラ ダッシュボードを使用し、エージェントの FIPS モードを参照します。 アップグレードの詳細については、「実装ガイド」の CA Enterprise Log Manager のインストールに関するセクションを参照するか、オンライン ヘルプでエージェント管理タスクに関する説明を参照してください。

詳細情報:

サブスクリプション

エージェントおよびコネクタへのサブスクリプション更新の適用

FIPS モードでの操作の有効化

エージェント ダッシュボードの表示