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シングル サーバ システムのインストール

照会したイベントを表示できる最もシンプルな導入環境は、シングル サーバ システムです。 必ず、CA Enterprise Log Manager ソフトウェア アプライアンスの最小ハードウェア要件以上のマシンを選択します。

注: 認定されたハードウェア リスト、オペレーティング システムのサポート、およびシステム ソフトウェアとサービスの要件については、「リリース ノート」を参照してください。

シングル サーバ システムに CA Enterprise Log Manager をインストールする方法

  1. 次の情報を用意します。
  2. CA Enterprise Log Manager ダウンロード パッケージから作成したメディアを使用して、あらかじめ設定されたオペレーティング システムをインストールします。 オペレーティング システム インストール中に、以下を実行します。
    1. キーボード配列を選択します。 デフォルトは英語キーボード配列(US)です。
    2. タイム ゾーン(たとえば、アメリカ/ニューヨークなど)を選択し、[OK]を選択します。

      タイム ゾーンの設定

    3. root パスワードとして使用するパスワードを入力し、再入力して確認します。 [OK]を選択します。

      root パスワードの入力

      インストールの進捗状況が表示されます。

    4. オペレーティング システムのインストール ディスクを取り出し、Enter キーを押してシステムを再起動します。

      再起動のクリック

    システムが再起動し、非対話型のスタートアップ画面が表示されます。 インストールの進捗状況を示すメッセージが表示されます。 このインストールに関する詳細情報は、/tmp/PRE-install_ca-elm.log ファイルに保存されます。

    以下のプロンプトが表示されます。

    CA Enterprise Log Manager r12 - アプリケーション インストール ディスクを挿入し、Enter キーを押してください。
    
  3. CA Enterprise Log Manager アプリケーション ディスクを挿入します。 Enter キーを押します。

    最適なパフォーマンスを得るために推奨される最小仕様を、システムが満たしているかどうかが確認されます。 満たさない場合、インストール プロセスを停止するかどうかを確認するプロンプトが表示されます。

    以下のプロンプトが表示されます。

    新しいホスト名を入力してください:
    
  4. この CA Enterprise Log Manager ソフトウェア アプライアンスのホスト名を入力します。 たとえば、「CALM1」と入力します。
  5. デフォルト デバイス eth0 を受け入れます。 Enter キーを押して次の画面に移動します。

    eth0 の選択

  6. 以下のいずれかを実行し、[OK]を選択します。

    以下のメッセージが表示されます。

    ネットワーク設定を変更しますか? (n): 
    
  7. ネットワーク設定を確認します。 問題ない場合は、ネットワーク設定を変更できることを示すメッセージが表示されたら、「n」と入力するか Enter キーを押します。

    以下のメッセージが表示されます。

    このシステムのドメイン名を入力してください。
    
  8. <yourcompany>.com のようなドメイン名を入力します。

    以下のメッセージが表示されます。

    使用する DNS サーバのリストをカンマで区切って入力してください:
    
  9. 内部 DNS サーバの IP アドレスを、スペースを入れずにカンマで区切って入力します。

    次のメッセージと共にシステムの日付と時刻が表示されます。

    システムの日付と時刻を変更しますか? (n):
    
  10. 表示されたシステムの日付と時刻を確認します。 問題ない場合は、「n」と入力するか Enter キーを押します。

    以下のメッセージが表示されます。

    システムを設定して、NTP 経由で時刻を更新しますか?
    
  11. Network Time Protocol(NTP)サーバを使用する場合は、以下のように続けます。 あるいは、「no」と指定して次の手順に進みます。
    1. メッセージに「yes」と応答します。

      「yes」を指定した場合、次のメッセージが表示されます。

      NTP サーバ名または IP アドレスを入力してください
      
    2. NTP サーバのホスト名または IP アドレスを入力します。

      「システムは、<yourntpserver> にある NTP サーバを使用して午前 0 時に時刻を更新するように設定されています」というような確認メッセージが表示されます。

  12. 表示されたエンド ユーザ使用許諾契約(EULA)を読み、次のように応答します。
    1. Sun Java Development Kit(JDK)の EULA を読みます。

      EULA の末尾に、以下のメッセージが表示されます。

      使用許諾契約書の条項に同意しますか?  [はい/いいえ]:
      
    2. 条件に同意する場合は、「yes」と入力します。

      次のメッセージの後に製品登録情報が表示されます。

      Enter キーを押して続行します...
      
    3. Enter キーを押します。

      メッセージは、CA Enterprise Log Manager のインストールの準備中に、システム設定が設定されることを示しています。 CA エンド ユーザ使用許諾契約が表示されます。

    4. CA EULA を読みます。

      ライセンスの末尾に、以下のメッセージが表示されます。

      使用許諾契約書の条項に同意しますか?  [はい/いいえ]:
      
    5. 条件に同意する場合は、「yes」と入力します。

      CA EEM サーバ情報が表示されます。

  13. 次のプロンプトに応答し、CA EEM を設定します。
    ローカルまたはリモートの EEM サーバを使用しますか?
    「l」(ローカル)または「r」(リモート)を入力してください:
    
    1. スタンドアロンのテスト システムを作成するには、ローカルを示す「l」を入力します。
      EEM サーバの EiamAdmin ユーザのパスワードを入力します。
      EEM サーバの EiamAdmin ユーザのパスワードを確認します。
      
    2. EiamAdmin デフォルト スーパーユーザに割り当てるパスワードを入力します、再度入力します。
      この CAELM サーバ(CAELM)のアプリケーション名を入力します。
      
    3. Enter キーを押して、CAELM(CA Enterprise Log Manager のデフォルト アプリケーション名)を受け入れます。

      これまでに入力した EEM サーバ情報が、変更するかどうかを尋ねるメッセージと共に表示されます。

      Enter キーを押して、CA EEM 情報を受け入れます。

    4. Enter キーを押すか、「n」と入力して、入力した CA EEM サーバ情報を受け入れます。

      インストール プロセスが開始します。 各 CA Enterprise Log Manager コンポーネントの正常なインストール、登録の完了、証明書の取得、ファイルのインポート、およびコンポーネントの設定について、進捗状況を示すメッセージが表示されます。 CA ELM のインストールの成功を示すメッセージが表示されます。 インストールが完了すると、システムにコンソール ログオン アドレスが表示されます。

  14. 以下のプロンプトに応答します。
    Do you want to run CAELM Server in FIPS mode?
    「YES」または「NO」と入力します。
    

    y と入力すると CA Enterprise Log Manager サーバは FIPS モードで起動します。 n と入力すると、CA Enterprise Log Manager サーバは FIPS 非準拠モードで起動します。

  15. このアドレスを書き留めます。 これは、この CA Enterprise Log Manager サーバにアクセスするブラウザで入力するアドレスです。 つまり、https://<hostname>:5250/spin/calm です。

    <hostname> のログイン プロンプトが表示されます。 これは無視してもかまいません。

    注: 何らかの理由で、このログイン プロンプトからオペレーティング システム プロンプトを表示する場合、caelmadmin とデフォルトのパスワード(EiamAdmin ユーザ アカウントに割り当てたパスワード)を入力することで表示できます。 caelmadmin アカウントを使用すると、コンソールまたは SSH 経由でアプライアンスにログインできます。

  16. 以下のように続けます。

詳細情報:

Windows の hosts ファイルの更新

最初の管理者の設定

ネットワーク インターフェースの設定エラーの解決