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配布先の削除

配布先、およびすでに作成され関連付けられているマッピング ルールを削除できます。

次の手順に従ってください:

  1. 環境オプション メニューでオプション D (配布先)を選択します。 Enter キーを押します。

    配布先オプション メニューが表示されます。

  2. 配布先オプション パネルで 3 - 削除を選択します。 配布先フィールドに、完全に修飾された配布先名を入力します。 Enter キーを押します。

    注: 配布先フィールドを空白のまま残すか、または名前マスクを使用すると、選択リストが表示されます。 次に、選択リストから配布先を選択する必要があります。

    指定した配布先に対する配布先の削除パネルが表示されます。

  3. オプション フィールドで[#]を選択し、Enter キーを押します。

    配布先および関連付けられたマッピング ルールが削除されます。

注: 複数の配布先を削除するには、配布先の選択リストで削除する配布先を選択します。 Enter キーを押すと、最初に選択した配布先に対する配布先の削除パネルが表示されます。 その配布先を削除した後、END キーを押します。 配布先の削除パネルの配布先 ID フィールドに、2 番目に選択した配布先の名前が引き続き表示されます。 この配布先および続いて選択した配布先に対して削除手順を繰り返します。

マッピング ルール

各配布先の作成時に、その配布先への各配布リクエストに対して作成されるステージング データ セットまたは USS ディレクトリを定義します。 また、各配布先に対して 1 つ以上のマッピング ルールを作成する必要があります。 マッピング ルールは、ホストの本番稼働用データ セットまたは USS ディレクトリを、リモートサイトの対応する本番稼働用データ セットまたは USS ディレクトリに以下のようにマップします。

マッピング ルールを作成する場合は、以下の要因を考慮します。

ホスト データ セット名マスク

リモート データ セット名マスク

HOST.*.LOADLIB

REMOTE.*.LOADLIB

HOST.*.*.*

REMOTE.*.*.*

ホスト パス名マスク

リモート パス名マスク

/host/*/loadlib/

/remote/*/loadlib/

/host/*/*/*/

/remote/*/*/*/

ホスト データ セット名マスク

リモート データ セット名マスク

TESTAP.*.*

PROD.AP.*.*

このマッピング ルールでは、以下のホストに対して、以下のリモート データ セットが作成されます。

ホスト データ セット

リモート データ セット

TESTAP.PROGRAM.LOADLIB

PROD.AP.PROGRAM.LOADLIB

ホスト データ セット名マスク

リモート データ セット名マスク

TESTAP.*.*

PROD.*

このマッピング ルールでは、以下のホストに対して、以下のリモート データ セットが作成されます。

ホスト データ セット

リモート データ セット

TESTAP.PROGRAM.LOADLIB

PROD.LOADLIB

ホスト データ セット名マスク

リモート データ セット名マスク

PRODAP.*.*

PRODAP.*.*.REMOTE1

このマッピング ルールでは、以下のホストに対して、以下のリモート データ セットが作成されます。

ホスト データ セット

リモート データ セット

PRODAP.A.B

PRODAP.A.B.REMOTE1

ホスト パス名マスク

リモート パス名マスク

/prodap/*/*/

/prodap/*/*/remote1/

このマッピング ルールでは、以下のホストに対して、以下のリモート データ セットが作成されます。

ホスト パス

リモート パス

/prodap/a/b/

/prodap/a/b/remote1/

入力データ セット

一致するホスト データ セット名マスク

TESTAP.PROGRAM.LOADLIB

 

TESTAP.*.LOADLIB

TESTAP.*.*

*.*.LOADLIB

注: 実行時に作成される配布アクティビティ レポートには、各ホスト データ セットのリモート データ セット名と共に、生成に使用されたマッピング ルールがリストされます。 DSN 相互参照データ セットもリモート サイトに配布されます。