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STC プーリングを有効にする方法

STC プーリングを有効にするには、PoolMaxSize を 0 より大きな値に設定する必要があります。 これによって STC が有効のままになるため、Web サービスが 追加の STC を生成しなくても複数の要求を渡せるようになります。 Web サービスの起動時に webapps/endevor ディレクトリにあるすべての設定ファイル(.cfg)が取得、解析、およびメモリへロードされると際に、プーリングに使用する制御情報を初期化するために PoolMaxSize の値が使用されます。 PooInitSize に 0 より大きい値が設定されている場合、その数の STC が起動時に生成されます。 デフォルトでは、Tomcat を起動したユーザ ID とパスワード NOTREQED が STC を生成するために使用されます。

注: .cfg ファイルが解析の検証に失敗すると、メモリにロードされず、使用できなくなります。

注: CA Endevor SCM の Web サービス要求はすべて、アクションの実行時に要求者の ID に切り替えられます。

バージョン 16 で提供される設定ファイルには STC プール パラメータが含まれ、デフォルト値が設定されています。 提供される値は、ほとんどのインストールに使用できます。 CA Endevor SCM 管理者は、サイト カスタマイズに適切であれば、特定のパフォーマンスまたはサイズの要件に対処するために値を変更できます。 提供されている値に変更を加える前に、パラメータがどのように処理に影響するか理解しているか確認するか、CA サポートにご相談ください。

Web サービスがアクティブな場合、パラメータ値は変更できます。 最新の値は、STC プールの動作に影響を及ぼします。 動的な設定では、リソースはオンデマンドでサイズ変更できます。 動的な設定の詳細については、「データ ソースの動的な設定方法」を参照してください。

注: enws.xsd schema ファイル(USS の ¥endevor フォルダにある)で、デフォルト値および最大値も指定できます。 Web サービス サーバは、このスキーマを使用して、setConfiguration() 操作によって渡されるファイルを検証しません。 STC プール パラメータが含まれないバージョン 15.0 または リリース 15.1 の設定ファイルを使用している場合、バージョン 16 適用さ後の Web サービスの最初のスタートアップ中に、不足しているパラメータがデフォルト値で追加されます。 設定ファイルの設定方法については、「STC プーリングを有効にする方法」を参照してください。