前のトピック: パッケージ シップ用に USS サポート ファイルを有効にする方法次のトピック: DELETE プロセッサ内での ENUSSUTL の動作方法


ENUSSUTL ユーティリティ

ENUSSUTL プロセッサ ユーティリティは、USS プロセッサ出力ファイル用のパッケージ バックアウト情報を収集します。 このバックアウト情報は、バックアウト レコードおよびバックアウト ファイルで構成されます。

USS ファイルのパッケージ出力は、パッケージ配布ユーティリティを使用して、他のサイトに転送できます。 ただし、USS ファイルのパッケージ バックアウト情報が使用可能でない場合、出力は配布できません。 この情報を収集するために、エレメント タイプに関連付けられたプロセッサに ENUSSUTL ユーティリティを含めて、バックアウト ファイルを収集しエレメントに関連付ける必要があります。 このユーティリティがパッケージ処理で実行される場合、このユーティリティによって、これらのファイルがパッケージ バックアウトおよびパッケージ配布用に有効になります。

Generate および Move プロセッサ - Generate および Move プロセッサでの ENUSSUTL ユーティリティ プログラムの実行によって、ユーザが選択した USS ファイルがユーザが指定した USS ディレクトリへコピーされます。 パッケージ下で実行されると、USS ファイル用のバックアウト ファイルおよびバックアウト レコードが作成されます。

Delete プロセッサ - Delete プロセッサでの ENUSSUTL ユーティリティの実行によって、ユーザが選択した USS ファイルがユーザが指定した USS ディレクトリから削除されます。 パッケージ下で実行されると、これらの USS ファイル用のバックアウト ファイルおよびバックアウト レコードが作成されます。

Move プロセッサ内での ENUSSUTL の動作の仕組み

Move プロセッサ内で Copy コマンドおよび Select コマンドを持つ ENUSSUTL ユーティリティは、パッケージ バックアウトのレコードとファイルを以下のように作成します。

  1. Select のソース ファイルがターゲット ロケーションに存在する場合、8 文字のバックアウト ファイル名が生成され、バックアウトとして保存されるファイルの名前として使用されます。 選択したファイルは、ターゲット ロケーションで、バックアウトで保存されたファイル名へ名前が変更されます。
  2. 選択された Indd パスおよびファイルは、Outdd パスおよびファイルにコピーされます。
  3. USS Backout レコードが、パッケージ データセットに書き込まれます。

Generate プロセッサ内での ENUSSUTL の動作の仕組み

Generate プロセッサ内に Copy および Select コマンドを持つ ENUSSUTL ユーティリティは、Move プロセッサで記述されているようなバックアウト レコードおよびファイルを作成します。 このユーティリティが Generate プロセッサで呼び出される前に、USS ファイルを別の一時ディレクトリにコピーするステップが必要です。 これらのファイルは、次に、ENUSSUTL ユーティリティへの入力用に選択できます。