Tomcat で HTTPS を設定する方法

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Tomcat で HTTPS を設定する方法

オプションで、ユーザアクセスに HTTP ではなく HTTPS を使用することもできます。このオプションを使用すると、ユーザ名とパスワードを指定して、ネットワーク上に平文でデータが流出することに関する懸念を最小限にすることができます。

HTTPS を使用するように Web サービスを構成するには、以下の手順に従います。

以下の手順に従って、キーストアを生成します。。
1. OMVS で、以下のコマンドを入力します。
```
$JAVA_HOME/bin/keytool –genkey -alias tomcat -keyalg RSA
```
  プロンプトが表示されます。
2. パスワードを指定して Enter キーを押し、質問に答えます。
  - 証明書の受け入れを促すプロンプトが表示されたとき、それがどのホストからの証明書なのかがわかるように、Tomcat が動作するホスト名を CN 値に使用することをお勧めします。
  - オプションで、以下のコマンドの /path/to/my/keystore を置き換えることによって、デフォルトキーストアとして別の場所を指定できます。
    $JAVA_HOME/bin/keytool -genkey -alias tomcat -keyalg RSA -keystore /path/to/my/keystore
  デフォルトのキーストアは、自己署名証明書が 1 つあるホームディレクトリに作成されます。
tomcat_install_dir/conf ディレクトリにある server.xml ファイル内の Apache Tomcat の構成パラメータを、以下の手順に従って更新します。
1. SSL コネクタ情報をコメント解除するか、または置き換えて、port パラメータと keystoreFile パラメータにサイト固有の値を指定します。
  注： keystorePass 値が手順 1 で指定したパスワードと一致していることを確認してください。
  
  サンプルの SSL コネクタデータを以下に示します。
```
<!-- Define a SSL HTTP/1.1 Connector on port 8443…
<Connector port="8040" protocol="HTTP/1.1" SSLEnabled="true"
           maxThreads="150" scheme="https" secure="true"
clientAuth="false" sslProtocol="TLS"
keystorePass="Y7ssl"
keystoreFile="/ca/.keystore"/>
```
2. 標準の HTTP コネクタ情報の redirectPort 値を編集して、SSL コネクタデータで指定されている値と一致させます。
```
<Connector port="8080" protocol="HTTP/1.1"
               connectionTimeout="20000" 
               redirectPort="8040" />
```

tomcat_install_dir/conf にある web.xml ファイルの末尾の </web-app> の前に、以下の行を追加します。

<security-constraint>
    <web-resource-collection>
        <web-resource-name>Tomcat</web-resource-name>
        <url-pattern>*.html</url-pattern>
    </web-resource-collection>
    <user-data-constraint>    
        <transport-guarantee>CONFIDENTIAL</transport-guarantee>
    </user-data-constraint>
</security-constraint>

Apache Tomcat サーバの起動後、定義されている証明書を信頼するかどうかの指定を促すメッセージが表示されます。［Yes］をクリックして、その証明書を信頼できる証明書にインポートします。

注：信頼できる証明書の詳細については、Web で Apache Tomcat 6.0 を参照してください。