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set password-mimic-netscape-response-controls コマンド

set password-mimic-netscape-response-controls コマンドは、パスワード期限切れに関する LDAP レスポンス コントロールを、バインドおよび比較のレスポンスに追加します。 これは、Netscape ディレクトリが LDAP パスワード レスポンス コントロールで動作する方法を擬似的に行います。

レスポンスに追加されるコントロールの詳細については、「Sun Java System LDAP SDK for C Programming Guide」を参照してください。

このコマンドの形式は以下のようになります。

set password-mimic-netscape-response-controls = true | false;
true

以下の LDAP レスポンス コントロールを、バインドおよび比較のレスポンスに含めます。

OID が 2.16.840.1.113730.3.4.4 のコントロール

(または、ldap.h ヘッダ ファイルで定義される LDAP_CONTROL_PWEXPIRED)

このコントロールは、パスワードが期限切れになった後、バインドおよび比較のレスポンスに追加されます。

OID が 2.16.840.1.113730.3.4.5 のコントロール

(または ldap.h ヘッダ ファイルで定義される LDAP_CONTROL_PWEXPIRING)

このコントロールの値は、パスワードが期限切れになるまでの秒数です。 この値は、set password-age-warning-period コマンドで提供されます。

false

(デフォルト)バインドおよび比較のレスポンスに追加されるコントロールはありません。

詳細情報:

set password-age-warning-period コマンド

失効予定および失効済みパスワードについてクライアントに知らせる

LDAP クライアントを必要とするパスワード コマンド