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独自の JVM の提供

汎用 UNIX インストーラには JRE が含まれていません。 汎用 UNIX インストーラを使用する場合、独自の JVM を提供する必要があります。

必要に応じて、この手順を別のプラットフォーム用のインストーラで使用して、含まれている JRE を無効にできます。 「Java 環境での DevTest ワークステーション の使用」を参照してください。

注： DevTest は、IBM JRE Version 7 Release 1 をサポートしています。 DevTest は、IBM JRE Version 8、Oracle JRE 1.8、および OpenJDK をサポートしていません。

次の手順に従ってください：

1. ご使用のプラットフォーム用の Java Development Kit （JDK） 7 パッケージを Oracle の Web サイトからダウンロードします。
2. Java Cryptography Extension （JCE） Unlimited Strength Jurisdiction Policy Files 7 を Oracle の Web サイトからダウンロードします。
3. DevTest をインストールするコンピュータに、お使いのオペレーティング システム用の JDK 7 をインストールします。 java ディレクトリがない場合は作成します（mkdir java）。

   たとえば、JDK 7 を \usr\java にインストールします。これにより、\usr\java\jdk1.7.0_67 ディレクトリ（JDK_HOME）が作成されます。

4. jdk-7u67-platform. tar.gz ファイルをコピーした後に、次のコマンドを入力します。

   tar zxvf jdk-7u67-platform-x64.tar.gz
   

5. 環境変数を設定します。
   • JDK_HOME 環境変数を、JDK 7 をインストールしたディレクトリに設定します。
   • JAVA_HOME 環境変数を JDK_HOME ディレクトリを指すように設定します。

   以下に例を示します。

   cd \usr\java\jdk1.7.0_67
   pwd
   export JAVA_HOME=$PWD
   export JDK_HOME=$PWD
   

6. UnlimitedJCEPolicyJDK7.zip ファイルから UnlimitedJCEPolicy フォルダを抽出します。 このフォルダから JDK_HOME\jre\lib\security ディレクトリに以下の JAR ファイルを移動させます。
   • local_policy.jar
   • US_export_policy.jar

   この操作により、既存の JAR ファイルが同じ名前のファイルに置き換えられます。

7. JDK_HOME\lib ディレクトリから JDK_HOME\jre\lib\ext ディレクトリに tools.jar ファイルをコピーします。

   cd $JDK_HOME\jre\lib\ext
   cp $JDK_HOME\lib\tools.jar
   

8. 含まれている JRE を無効にする場合は、DevTest をインストールした後に、以下の手順を実行します。
   1. LISA_JAVA_HOME 環境変数を設定します。 以下に例を示します。

      cd \usr\java\jdk1.7.0_67
      pwd
      export LISA_JAVA_HOME=$PWD
      

   2. 「Java 環境での DevTest ワークステーションの使用」の説明に従って、DevTest インストール ディレクトリにある jre ディレクトリの名前を「jre_default」に変更します。