SNMP メトリックは、SNMP (Simple Network Management Protocol)を使用してシステムのパフォーマンスをモニタします。
SNMP サポートの設定
SNMP メトリックを収集するには、SNMP を設定する必要があります。 UNIX および Windows での SNMP の設定の詳細については、「インストール」の「SNMP のインストールおよび設定」を参照してください。
SNMP メトリックを追加する方法
[SNMP メトリックの追加]ダイアログ ボックスが表示されます。
MIB グループ ツリーに、DevTest ワークステーション の標準の SNMP メトリックがすべて表示されます。
MIB は、特定のドメインのメトリック セットの事前定義済みデータベースです。
[ホスト]フィールドは、コーディネータ サーバをホストするサーバに関するシステム情報を提供します。 ホスト メトリックには、CPU 使用率を示す hrProcessorLoad や、このホストが最後に初期化されてからの時間を示す hrSystemUptime などが含まれます。
稼働時間、日付、ユーザ数など、システムに関する情報を提供します。
BEA WebLogic を実行しているサーバの JDBC、JMS、JVM、ソケット、サーブレット、および Web アプリケーションに関する情報を提供します。 BEA WebLogic メトリックには、JVM ヒープの現在の空きメモリ容量をバイト単位で示す jvmRuntime-HeapFreeCurrent や、このコンポーネントの現在のオープン セッションの合計数を示す webAppComponentRuntimeOpenSessionsCurrentCount などが含まれます。
一般的なリレーショナル データベース管理システムを実行しているサーバに関する情報を提供します。 RDBMS メトリックには、RDBMS が最後に再起動されてから完了した物理ページの読み取り数を示す rdbmsSrvInfoPageReads や、RDBMS が最後に再起動されてから完了した単一のページ書き込み数を示す rdbmsSrvInfoPageWrites などが含まれます。
Oracle を実行しているサーバに関する情報を提供します。 Oracle メトリックには、ユーザのコミット数を示す oraDbSysUserCommits や、データがロール バックされた回数を示す oraDbSysUserRollbacks などが含まれます。
Microsoft SQL Server を実行しているサーバに関する情報を提供します。 Microsoft SQL Server メトリックには、要求されたデータ ページが(ディスクから読み込まれるのではなく)データ キャッシュで見つかった回数のパーセンテージを示す mssqlSrvInfoCacheHitRatio や、ユーザ接続のオープン数を示す mssqlSrvInfoUserConnections などが含まれます。
目的のメトリックに必要なパラメータが、右側のパネルの[MIB オブジェクト]フォームに入力されます。 メトリックの説明がテキスト ボックスに表示されます。 その他の情報は無視するか、またはそのまま使用できます。
MIB グループ ツリーにない SNMP メトリックを追加するには、[MIB オブジェクト]フォームに手動でデータ(OID)を入力します。 OID は特定のメトリックの一意の識別子で、ツリー構造の命名規則が使用されます。 ITKO のドメイン ルート OID は、「.1.3.6.1.4.1.12841.1.1」です。すべての SNMP メトリックは、この OID から始まります。
[MIB からロード]ボタンを使用すると、MIB のファイル システムを参照できます。
[SNMP Walk]ボタンを使用すると、SNMP ツリーを参照できます。
注: すべての SNMP MIB がサポートされています。 [SNMP メトリックの追加]ダイアログ ボックスに表示される MIB のセットは、サポートされている MIB のサンプルです。 [SNMP メトリックの追加]ダイアログ ボックスには、MIB 内のオブジェクト ID (OID)がわかりやすく表示されます。 ただし、[SNMP メトリックの追加]ダイアログ ボックスに表示される OID だけでなく、有効な OID はすべて動作します。 IETF および IANA のすべての標準 MIB のセットが提供されています。 これらの MIB は、LISA_HOME\snmp\ietf および LISA_HOME\snmp\iana ディレクトリに格納されています。
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