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トレーサによってレポートされるメトリック

DevTest トレーサは、以下の 4 つのレベルの 1 つ以上でメトリックを生成します。

シミュレータおよびテスト ステップ レベルで作成されるメトリックも、ユーザ設定可能な最大レベル(デフォルトではテスト ケース)に集約されます。 テスト ケースが 2 つのシミュレータで実行され、2 つのテスト ステップが含まれる場合、「Responses Per Interval」メトリックは各シミュレータの各テスト ステップに対して生成されます。 その後、(設定に応じて)値が集約され、各シミュレータの「Responses Per Interval」メトリックが生成されます。 最後に、(設定に応じて)値が再度集約され、テスト ケースの「Responses Per Interval」メトリックが生成されます。 どのメトリックもロールアップできる最高レベルはテスト ケース レベルです。 そのため、以下の表には、DevTest レベルで生成されるメトリックのみを DevTest のレベルと共に示します。

各エージェント レポート間隔(15 秒)における関連するタイプのすべてのイベントからのデータは、以下のように組み合わせられます。

メトリック

レベル

Source

平均応答時間(ミリ秒)

テスト ステップ

すべての「ステップ応答時間」イベント(id 18)の「詳細な説明」値の平均(整数に変換)

間隔ごとの応答数

テスト ステップ

すべての「ステップ応答時間」イベント(id 18)の数

間隔ごとのエラー数

テスト ステップ

すべての「ステップ エラー」イベント(id 20)の数

間隔ごとの失敗数

テスト ステップ

すべての「中止」(id 50)および「サイクルの失敗」(id 13)イベントの数。

テスト実行

テスト ケース

エージェント レポート間隔の最後に実行されているテスト ケースの数。 カウントは「テストの開始」イベント(id 4)ごとに増加し、「テストの終了」イベント(id 5)ごとに減少します。

実行中仮想ユーザ

シミュレータ

エージェント レポート間隔の最後に実行されている仮想ユーザの数。 カウントは「サイクルの開始」イベント(id 11)ごとに増加し、「サイクル終了」イベント(id 24)ごとに減少します。

Test Runner Errors Per Interval

DevTest

すべての「サイクル ランタイム エラー」イベント(id 25)の数

Staging Errors Per Interval

DevTest

すべての「モデル定義エラー」イベント(id 23)の数

 

最初のエラー イベントが検出された場合にのみ、テスト ステップ、シミュレータ、またはテスト ケースの Errors Per Interval メトリックがレポートされます。 Failures Per Interval の場合も同様です。

少数の短いテスト ケースのみが実行された場合、Tests Running および Virtual Users Running メトリックは各エージェント レポート サイクルに対して 0 をレポートし続ける場合があります。 これは開始イベントと終了イベントの両方が同じ 15 秒間に発生し、その間隔の終了時の数が 0 の場合です。

メトリックが集約される場合、低いレベルのメトリックは 1 つのエージェント レポート間隔に作成されます。 集約されたメトリックは、その後の間隔に作成される場合があります。 間隔内で低いレベルとロールアップされたメトリックの値が一致しないときがあります。 この状況は回避不能です。