LISA_HOME\bin ディレクトリには、各 DevTest プロセスの Windows 実行ファイルが含まれています。 このフォルダには、通常の Windows プロセスおよび Windows サービスとして実行できるプロセスの個別のバージョンが含まれます。 以下に、プロセスおよびその実行可能ファイル名のリストを示します。
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DevTest プロセス名 |
プロセス タイプ |
実行可能ファイル名 |
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コーディネータ |
通常 |
CoordinatorServer.exe |
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コーディネータ |
サービス |
CoordinatorService.exe |
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エンタープライズ ダッシュボード |
通常 |
EnterpriseDashboard.exe |
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エンタープライズ ダッシュボード |
サービス |
EnterpriseDashboardService.exe |
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Portal |
通常 |
Portal.exe |
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Portal |
サービス |
PortalService.exe |
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Registry |
通常 |
Registry.exe |
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Registry |
サービス |
RegistryService.exe |
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シミュレータ |
通常 |
Simulator.exe |
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シミュレータ |
サービス |
SimulatorService.exe |
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仮想サービス環境 |
通常 |
VirtualServiceEnvironment.exe |
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仮想サービス環境 |
サービス |
VirtualServiceEnvironmentService.exe |
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ワークステーション |
通常 |
Workstation.exe |
注: このリストには、Introscope インスツルメンテーションに関係しない bin ディレクトリ内の実行ファイルは含まれていません。
Introscope エージェントで DevTest プロセスをインスツルメントするには、実行可能ファイルと同じ名前と拡張子 .vmoptions でファイルを作成します。 たとえば、DevTest ワークステーション をインスツルメントするには、DevTest サーバ インストール ディレクトリの bin ディレクトリに Workstation.vmoptions ファイルを作成します。 .vmoptions ファイルには以下の 2 行が含まれます。
-javaagent:<AGENT_HOME>/Agent.jar -Dcom.wily.introscope.agentProfile=<AGENT_HOME>/core/config/IntroscopeAgent.profile
<AGENT_HOME> は DevTest 固有の Introscope エージェント インストールへのパスです。 通常、このパスは絶対パスですが、DevTest プロセスが実行されるカレント ディレクトリを基準にした相対パスも可能です。
Introscope エージェントがデフォルトの DevTest エージェント以外の名前で レポートするようにするには、Java com.wily.introscope.agent.agentName システム プロパティを定義する行を追加します。 たとえば、エージェント DevTest ワークステーション 6.0.5.87 Agent を呼び出すには、以下の行を追加します。
-Dcom.wily.introscope.agent.agentName=DevTest Workstation 6.0.5.87 Agent
必要に応じてその他の JVM コマンドライン オプションまたはシステム プロパティを設定するために、行を追加します。 オプションはそれぞれ個別の行で指定する必要があります。
DevTest インストール、または DevTest プロセスに対して、固有の Introscope エージェント インストールを使用することができます。 それらの個別のエージェント インストールで IntroscopeAgent.profile の内容を変えることにより、さまざまなエージェント設定を作成できます。 または、単一のエージェント インストールで複数のエージェント プロファイルを作成するには、各 .vmoptions ファイルで定義されている com.wily.introscope.agentProfile システム プロパティ値を変更します。 この方法により、異なるレベルの追跡またはログ記録(さらには異なる Introscope Enterprise Manager)を使用して異なる DevTest プロセスを監視することが可能になります。
たとえば、サイトに、Windows サービスとして実行されるコーディネータ ノードを使用する DevTest の実稼働使用を含めることができます。 このサイトには、通常の Windows プロセスとして実行されるコーディネータを使用するテスト/試験使用を含めることもできます。 このコーディネータは DevTest ワークステーション に組み込むこともできます。 実稼働メトリックは実稼働 EM にレポートされ、テスト/試験メトリックはテスト EM にレポートされます。 これは、複数のプロファイルを使用し、関連する .vmoptions ファイル内の正しいプロファイルを指定することにより行うことができます。 また、プロファイルで定義されている introscope.agent.enterprisemanager.connectionorder および introscope.agent.enterprisemanager.transport.* プロパティの値を上書きすることにより行うこともできます。これには .vmoptions ファイルに同じ名前の Java システム プロパティを設定します。 Introscope エージェント設定オプションの詳細については、「Introscope Java Agent ガイド」を参照してください。
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