ツリー内のすべてのノードに対して指定できるナビゲーション許容差は、VSM が会話型要求を処理する方法において重要な役割を果たします。 ナビゲーション許容差は、会話ツリーにおいて、指定されたトランザクションに続くトランザクションを VSM が検索する場所を特定するために使用されます。
ナビゲーション許容差レベル
以下の図は、会話ツリーで検索されるトランザクションが、ナビゲーション許容差によってどのような影響を受けるかを示しています。 星印
が付いているのは、現在のトランザクションです。

レコーディング時に、VSE レコーダは、以下の設定でトランザクションに対するナビゲーション許容差を初期化できます。
子のメタ トランザクションを持つすべてのメタ トランザクションに対するデフォルトの許容差を定義します。
デフォルト: Wide
子のメタ トランザクションを持たない「リーフ」トランザクションであるメタ トランザクションに対するデフォルトの許容差を定義します。
デフォルト: Loose
これらのパラメータは、後で DevTest ワークステーション のサービス イメージ エディタを使用して、各ノードに対して変更できます。
デフォルト設定は、「正しい」動作によりよく適合します。 VSE は、現在のランタイム セッションが新しい会話を開始する必要のない場合に会話を再起動する状況で、より正しく応答します。
不明な要求の処理
不明な要求は以下の状況で発生します。
アクティブな会話が存在しない場合で、要求を満たすステートレス トランザクションがない場合に、要求は不明として識別されます。 この場合、不明なステートレス要求のサービス イメージ応答が返信になります。
要求が後続のトランザクションに一致しない場合は、以下のようになります。
失敗した場合、不明な会話型要求に対するサービス イメージ応答が返信になります。
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